ダイナミック・マイクを手軽にワイヤレス化できる「WL-30XLR」登場、高音質で音の遅れのない伝送でライブやイベントで活躍
ローランドが、好みのダイナミック・マイクに取り付けて、高音質かつ伝送範囲の広いワイヤレス化を実現するBOSSブランドのワイヤレス・システム「WL-30XLR」を発表。3月より発売される。
▲トランスミッターをマイクに装着した状態。トランスミッターのサイズは23(幅)×27(奥行)×99(高さ)mm、重さは90g(電池含む)。
BOSSの楽器用ワイヤレス・システムは、独自の技術により、音の遅れが極めて少なく、かつ安定した接続を実現、ギター/ベースや電子楽器を演奏するユーザーから高い評価を得ている。
今回登場の「WL-30XLR」は、一般的なダイナミック・マイクを手軽にワイヤレス化して使えるシステム。ダイナミック・マイクに小型のトランスミッターを接続、レシーバーをアンプなどの音響機器に接続するだけで、ワイヤレス環境を実現。より自由なステージ・パフォーマンスを求めるボーカリストはもちろん、ビートボクサーやDJ、MCなどさまざまなマイク・パフォーマーにオススメのシステムだ。
▲マイクに装着するトランスミッター(左)と、PAなどに装着するレシーバー(右)。電池残量を示すパワーインジケーターは「緑:電池残量十分にあり/オレンジ:2時間以内に電池切れ/赤:30分以内に電池切れ・要電池交換」と状況に応じて変化。
▲レシーバーの装着イメージ。ケーブルの取り回しやコネクタ周りのスペースを気にせず使用可能。
ワイヤレスのセットアップはシンプルかつカンタン。レシーバーの「SCANボタン」を押すと、瞬時にチャンネル・スキャンを開始し、最も電波状況の安定したチャンネルに接続する。BOSS独自の音質劣化の少ない高音質設計と超低レイテンシーに加え、70メートルに及ぶ伝送範囲を実現しているのも見逃せない(伝送距離は使用場所の状況により変動)。
トランスミッターは軽量・コンパクトなサイズの筐体に、XLR端子を装備。乾電池駆動を採用しており、パフォーマンスの現場で使いやすい設計となっている。
トランスミッターとレシーバーは、それぞれアルカリ単3電池×1本で駆動。最大11時間の連続使用が可能で、リハーサルから本番まで安心して使用できる。電池残量はLEDのインジケーター表示で状態を瞬時に把握することが可能。さらに、意図しないチャンネル切り替えを防ぐ「チャンネル・ロック」機能、ミキサーなどの業務用音響機器への接続が容易なXLR端子の採用など、ライブ・パフォーマンスの現場を的確にサポートする機能を備えている。
製品情報
価格:オープン(市場想定価格 27,500円前後 税込)
発売日:2021年3月
この記事の関連情報
BOSS、豊かな低域を実現するギターアンプ「KATANA-MINI」の上位モデルを発売
ローランド、KDJ Recordsとのコラボによるサンプラー「SP-404MKII」の限定モデルを発売
打撃音と振動の発生を75%軽減したローランド史上最も静かな電子ドラムを発売
ローランド、いい音、軽量、簡単操作のライブ用シンセサイザー 3機種を発売
ローランド、ポケットサイズの電子楽器「AIRA Compactシリーズ」に本格的機能のサンプラーが登場
BOSS、ユニークなサウンドと新機能を搭載したディレイ・ペダルを発売
ローランド、プロ・ミュージシャン愛用のステージピアノ新モデル2機種を発売
BOSS、磨き抜かれた「Tube Logic」により表現力が大きく向上した「KATANA」の新モデル7機種を発売
ローランド、「FANTOMシリーズ」がアップグレードして登場