エルトン・ジョン、ツアー終了後は「もうヒット曲ばかりプレイしたくない」
Photo by Greg Gorman
エルトン・ジョンは、ラスト・ツアーと銘打った現行の<Farewell Yellow Brick Road>ツアーが終了したら、これまでライヴでプレイすることが稀だった曲を選出した通な公演を開きたいという。
エルトンは『Record Collector』のインタビューで、こう話した。「僕は、毎晩プレイできる素晴らしい曲がたくさんあってラッキーだ。でも、“もうこれはプレイしたくない”って思うときがある。“Original Sin”とか“(Gotta Get A) Meal Ticket”とかプレイしてこなかった、少なくとも十分にはプレイしていなかった曲がある。また“Crocodile Rock”をプレイしなきゃならないのかって……」
「だから、このツアーが終わったら、僕はあれらのいくつかはもうプレイしたくない。ケイト・ブッシュみたいなことをしたいんだ。掘り下げた曲をプレイするって公演が開ける」
<Farewell Yellow Brick Road>ツアーは2018年9月に開幕し、北米2回、ヨーロッパ、オーストラリアを周ったところで、新型コロナウイルスの感染拡大を懸念し、昨年3月に中断。今年9月に再開する予定でいる。
ツアーができない間、曲作りに入るアーティストも多いが、エルトンは最近、「自分が次に何をするのか全くわからない。それって素晴らしい気分だよ。今はただ、レコーディングについて考えるときではないと思ってる。僕はいま父親で、それを楽しんでいる。またレコーディング・モードには入るだろう。曲作りモードにもね……。でも現時点では、誰もエルトン・ジョンの新作を必要としていない」と話していた。
Ako Suzuki
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