ビートグランプリ<CHILL/AMBIENT2020>大会結果が 「SUPER DOMMUNE」にて発表

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DJ機材や作曲機材を販売するOTAIRECORDが毎年主催しているトラックメイカー/作曲家の大会<ビートグランプリ>。

◆<CHILL/AMBIENT2020> 関連画像

年々盛り上がりを見せる一方で、2020年は新型コロナウイルスの影響を受け、やむなくオンラインでの開催となった。

例年はアグレッシブなビートをぶつけ合うビートバトルの方式をとっているが、2020年の世相を考え、CHILLOUT/AMBIENTにジャンルを絞りオンラインでのコンテスト方式にて大会を開催した。

2020年8月頃から予選が開催され、全国から約250人ものアーティストから応募があり、その中から厳選された14名のファイナリストたちがインターネットによる一般投票、審査員からの評価を合算し、順位が決定する。


大会順位の発表日となる2020年12月17日を「CHILL OUT DAY」と題し、2020年のCHILLOUT/AMBIENTをみんなで考えるべく“ARTMOVIE”を制作、その作品を今回SUPER DOMMUNEにて発表する。 “ARTMOVIE”内では、8位から1位までの楽曲を順々に流しながら結果発表を行う。結果発表に花を添えるのは福森ちえみをはじめとした4名のコンテンポラリーダンサー。また、CHILLOUTやAMBIENTを様々な視点で表現したエキシビジョンライブも合わせて収録されている。


エキシビジョンライブは4人のアーティストが出演。倍音成分をあわせもった透き通るようなボイスのシンガーソングライター「南壽あさ子」。溢れんばかりの情念と繊細な表現を同居させたクラシックピアニスト「菊地沙織」。楽器を手にした瞬間に稀有な集中力を発揮し世界を演出するサキソフォニスト「中園亜美」。そして、神と対峙するように彼独自の世界観を作り上げる不世出なDJ、「HIROSHI WATANABE aka KAITO」。

SUPER DOMMUNEの放送内では、<ビートグランプリ>の過去のファイナリストたちと共に今までの大会の歴史の振り返りや、今回制作したARTMOVIEに参加したアーティストにも出演いただき、2020年に相応いCHILLやAMBIENTについてトークを行う。放送終盤には、HIROSHI WATANABE aka KAITOのDJも予定されており、CHILL/AMBIENTに包まれた特別な一日となるだろう。



■プロデューサー ようすけ管理人 コメント

トラックメイカーは、ラッパー、シンガーやDJなどと違って日陰の存在だ。彼らがスポットライトを浴びている時、トラックメイカーは、スタジオにこもってひたすら作業をしている。そんなトラックメイカーたちにスポットを当てるべく始まった日本最大級のトラックメイクのコンテスト<BEAT GRANDPRIX>。

5回目の今年は新型コロナウイルスのあおりを受けてやむなくオンラインでの開催となった。コロナウイルスに対してどう対峙していくのか? これが今年の<BEAT GRANDPRIX>のテーマだった。

<BEAT GRANDPRIX>は今までアグレッシブなビートを戦わせるビートバトルの方式をとってきた。世界的に見てもコロナウイルスによって多くの死者や患者が出ている状況の中で、開催自体も危ぶまれたのは事実だ。しかし、この状況でも、音楽の可能性を信じて真正面から対峙していく、それが大会に課せられた役割なのではないか?と思った。次々と中止されていくリアルな音楽イベント。それに対してオンラインという手段を使ってどういった方法が有効なんだろうと考えた。その結果たどり着いたのが「2020年のCHILLOUT/AMBIENTを考える」というスタンスだ。

世の中をHEALすべく、「世界でも稀にみる美しく穏やかな戦い」をやろう。FINALのRESULTとともに、2020年のCHILLOUT/AMBIENTをみんなで考えるARTMOVIEを作る。こうして完成したのがARTMOVIE「BEATGRANDPRIX2020CHILL/AMBIENT」だ。

日本全国250人ものエントリーの中からFINALIST14人が選ばれ、インターネットによる投票、審査員の評価を合算し、今年のWINNERを決めるというこの大会。ARTMOVIEの中で、8位から優勝者までのトラックをゆっくりかけ発表していくスタイルをとった。予選では様々な解釈のCHILLやAMBIENTが表現された。まさに穏やかなる激戦だった。その中で残った14名。

世界を蝕んだコロナウイルスに対して、2020年のCHILLOUT/AMBIENTを考えるべくエキシビジョンLIVEも合わせて開催した。エキシビジョンLIVEは4人のアーティストにオファーした。倍音成分をあわせもった透き通るようなボイスのシンガーソングライター南壽あさ子。溢れんばかりの情念と繊細な表現を同居させたクラシックピアニスト菊地沙織。楽器を手にした瞬間に稀有な集中力を発揮し世界を演出するサキソフォニスト中園亜美。そして、神と対峙するように彼独自の世界観を作り上げる不世出なDJ、HIROSHI WATANABE aka KAITO。この4人のライブの後にFINALのRESULTが発表される。花を添えるのはCHIEMI FUKUMORIをはじめとする4人のコンテンポラリーダンサー。様々なスタンスを持つアーティストたちがそれぞれの感性とキャリアで2020年のCHILL/AMBIENTを表現する。そして、その解釈を背負った上で、今年の8人のFINALISTの楽曲が順番に流れる。 コロナウイルスにより蝕まれ悲しみに包まれた世界をHEALする特別な一日。2020年冬極東の地、日本で行われた。

傷ついたら、焦ることはなくまず気持ちを整える。決して焦る必要はない。今トラックメイカーたちにできること。ミュージシャンにできる表現の可能性を形に残したARTMOVIEがここに完成した。「世界でも稀に見る美しき戦い」を感じてほしい。あなたも是非考えてみてほしい。今何が必要なのかを。音楽はいつの時代も形を変えて生き残っていくのだ。

「CHILL OUT DAY」

配信日時: 2020.12.17(木) 20時〜24時
配信先:SUPER DOMMUNE
https://www.dommune.com/

■番組出演者:
<トーク>
ようすけ管理人(Organizer|OTAIRECORD)
kakinone(Director|OTAIRECORD)
HIROSHI WATANABE aka KAITO (Transmat / Kompakt)
南壽 あさ子
菊地 沙織
中園 亜美
QUNIMUNE(ビートグランプリ2017 Champion)
FKD(ビートグランプリ2019 Finalist)
and more
<DJ>
HIROSHI WATANABE aka KAITO (Transmat / Kompakt)

◆「CHILL OUT DAY」 オフィシャルサイト
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