ジョニ・ミッチェル「まだ歩くのに苦労している」

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2015年、脳動脈瘤が原因で自宅で意識を失っているのが発見されたジョニ・ミッチェルは、翌年外出できるまでに回復したものの、歩行はいまだ困難な状態だという。

◆ジョニ・ミッチェル画像

彼女は、健康改善に専念するため曲作りはしていないと、英国の新聞『The Guardian』に掲載されたキャメロン・クロウ映画監督との対談の中で語った。「ギターもピアノも何もずっとプレイしてないわ。(9歳のとき)ポリオを克服し、いま再びもがいてる。また歩けなくなった。どうやって歩くか学ばなきゃならなかった。話もできなかったわ。ポリオではこんなことなかった。動脈瘤はより多くのものを私から奪った」

「すぐに話せるようになったけど、歩行はいまも苦労してる。でも、私はファイターよ。アイルランド人の血が流れてるもの! “またか、別の闘いが始まるのね”って思ったわ」

ミッチェルは2015年3月、意識不明の状態で発見され緊急入院した。半年後には「まだ歩いていないが、話はできる。自宅にて療養中で、毎日セラピーを受けている」と伝えられ、2016年にはLAのレストラン・バーで行なわれたチック・コリアのライブを観に訪れたところが目撃されたのに続き、支えられながらも自身の足で立つ姿を公開していた。

ジョニ・ミッチェルは今週、過去の貴重な音源を収録した“アーカイヴス・シリーズ”の第1弾『JONI MITCHELL ARCHIVES VOL. 1: THE EARLY YEARS (1963 TO 1967)』がリリースされる(日本盤は11月25日発売)。

Ako Suzuki



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