小林柊矢、インディーズ第二弾「ハッピーエンドの前説」配信スタート&MV公開
2020年8月14日に「ドライヤー」という楽曲で鮮烈なインディーズ・デビューを果たした小林柊矢。
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配信がスタートするや否や、SNS上では数多くのシンガー達によるカバー動画が投稿され、サブスクリプションサイトのバイラルチャートにも連日ランクインするなど、大きな話題となった。そんな小林柊矢が、早くもインディーズ配信第二弾となる「ハッピーエンドの前説」をリリース。哀愁たっぷりの失恋ソングである「ドライヤー」とは180度違う楽曲の方向性が注目を集めている。
小林柊矢といえば、“叙情感溢れる歌声で紡ぎ出される繊細なバラード”というイメージを持つリスナーも多いだろう。インディーズ・デビュー曲となった「ドライヤー」も、まさにそんな彼の名刺代わりになるような楽曲であった。しかし先日10月16日にリリースされた新曲「ハッピーエンドの前説」は、イメージを一新するような斬新な切り口の楽曲。ギターを叩く無機質な音をルーパーを使って繰り返したようなイントロから始まり、AメロとBメロではダークな曲の雰囲気を纏ったかと思えば、サビではガラッと曲調が変わり、壮大さすら感じさせるという何とも不思議な構成になっているのだ。ただ、前作と曲調は全く違えど、やはり小林柊矢節は健在。ひとたび彼の表情豊かでエモーショナルな歌声が乗ると、メッセージがダイレクトに心に響いてくる、そんな力強い楽曲に仕上がっている。曲全体で3分しかないとは思えないくらい、聴き応え十分な作品だ。
「今世界中が大変な状況で、そんな中で『頑張らなきゃ、頑張らなきゃ。』と自分を追い込んでしまっている人達が多いと思うんです。僕もその一人で、やはり活動が制限されて、正直不安はあります。でも、こんな時だからこそ、『今起きている辛いことや困難は全てハッピーエンドの前説だから、そんなに気張らずに、たまには目を背けちゃってもいいんじゃない?』というメッセージをこの曲には込めたくて。この曲を聴いて、少しでも肩の荷が軽くなってもらえたら」と彼(小林柊矢)は語る。
今回MVのディレクターを務めたのは新進気鋭のクリエイター、Nasty Men$ah。普段はヒップホップ系アーティストの作品を手掛けることが多いディレクターだが、小林が彼の映像作品に惚れ込み、オファーをしたところ、今作のタッグが実現。まるで海外にいるかのような街並みの中で、ワンカットで撮影された臨場感溢れる作品にも注目していただきたい。
ラブソングじゃなくても、聴く人の心に直球で届かせて、そっと寄り添いたい。そんな小林柊矢の思いと覚悟が感じられる今作。表現者としての新たな一面を見せてくれたこの楽曲は、彼をどんな未来へと導いてゆくのか。ますます小林柊矢の今後から目が離せない。
「ハッピーエンドの前説」
配信サイト
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