音楽関連3団体、兵庫県警が進めるチケット高額転売への取り締まりに感謝状

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一般社団法人 日本音楽事業者協会、一般社団法人 日本音楽制作者連盟、一般社団法人 コンサートプロモーターズ協会の音楽関連3団体が10月10日、兵庫県尼崎南警察署に対し、コンサートチケット等の高額転売の取り締まりに関する感謝状を贈呈した。

同署は長期にわたって、悪質なチケット高額転売者並びに仲介事業者への捜査に取り組み、チケットの高額転売を巡る状況の改善に大きく貢献してきたという。贈呈式には兵庫県警尼崎南署を代表して、生活安全課長の小平宝生警部が出席。3団体を代表して一般社団法人 コンサートプロモーターズ協会の中西健夫会長より、同署捜査員の尽力に対する感謝と共に今後のさらなる取り締まり強化への期待を伝えるスピーチが行われた後、小平氏に感謝状が贈呈された。

音楽関連3団体は2016年頃から高額転売対策に本格的に取り組み始め、同年8月には新聞全面広告により「私たちは、音楽の未来を奪うチケットの高額転売に反対します」というメッセージを強く社会に訴えた。その後、2018年12月に「特定興行入場券の不正転売の禁止等による興行入場券の適正な流通の確保に関する法律(チケット不正転売禁止法)」が成立。翌2019年6月より同法が施行され、コンサートチケットの不正な転売件数は大幅に減少しているものの完全撲滅には至っていないということで、関係団体は今後も「より一層の監視、摘発に注力していきたい」としている。

※写真左より:一般社団法人 日本音楽制作者連盟 理事長 野村達矢氏、兵庫県警尼崎南署生活安全課長 小平宝生警部、一般社団法人 コンサートプロモーターズ協会 会長 中西健夫氏、一般社団法人 日本音楽事業者協会 専務理事 中井秀範氏
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