NATIVE INSTRUMENTS、スタンドアローン型のパフォーマンス&音楽制作システム「MASCHINE+」発表

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NATIVE INSTRUMENTSがスタンドアローン型のパフォーマンス&音楽制作システム「MASCHINE+」を発表した。

MASCHINE+は、コンピューター不要で使用できるパワフルで柔軟なグルーブ・プロダクション・システムに、MASCHINEの象徴的なワークフローが組み込まれている。


CIO/PresidentのMate Galicは次のようにコメントしている。

「MASCHINEコミュニティ待望の新製品は、NIの歴史においても重要な意味を持っています。MASCHINEは当初より、最新型コンピューターの能力とハードウェアの使用感を一体化することを主なコンセプトとしてきました。今、この要素にKOMPLETEの象徴的なサウンドを組み合わせたスタンドアローン型のインストゥルメントが完成しました。MASCHINE+はNIの新しいフラッグシップ製品として、また今後のエキサイティングな新製品開発の新機軸となります」。


MASCHINE+には、これまでのMASCHINE製品ラインがアプローチしてきた素早く、楽しく、柔軟である音楽制作に新たな自由が追加され、ケーブルを接続後、電源を入れてからほんの数秒でビートのスケッチに取りかかれるだけでなく、コンピューターの有無にかかわらず、ひらめきをパフォーマンス可能な状態の楽曲にまで即座に仕上げることができる。

MASCHINE+はNIのユーザーから定評のあるパワフルなシーケンス、サンプリング、シンセシス、さらに外部音源等と連携する入出力端子を豊富に備え、スタジオの中心的な機材として活躍するだろう。ステージでのパフォーマンスでは、ノブを回すだけでインパクトのあるマクロ操作やサウンドの微調整ができ、様々なサウンドを表現豊かに操作することが可能だ。


またMASCHINE+はグルーブ・プロダクション・システム定番のワークフローに加え、業界をリードする音源、エフェクト、数千ものサウンドをパッケージしたMASCHINE+Selectionが付属。パッケージにはMASSIVE、MONARK、PRISM、FM8などの強力なシンセのほかに、MASCHINE Factory Library、RAUM、PHASIS、ジャンル別拡張音源Expansions5種に加えて2つのExpansionsと交換できるE-バウチャーが含まれている。MASCHINE+Selectionの音源とエフェクトはスタンドアローンのワークフローに最適化されており、ユーザーはSDカードを介して自分のお気に入りのサンプルやNIの種類豊富なExpansionsでサウンドライブラリを拡張可能。



本体にはクアッドコアプロセッサーと4GBデュアルチャネルDDR3LRAMが内蔵され、自由度と柔軟性の高い音楽制作が実現する。またパソコンと組み合わせて使用する際のコントローラーモードも用意されており、ニーズに応じてスタンドアローンのワークフローと共に活用できるシーンが広げられている。

なお、MASCHINE+は2020年10月1日発売。NI製品取扱店またはNATIVE INSTRUMENTSウェブサイトにて予約受付中だ。


MASCHINE+

2020年10月1日(木)発売
¥149,800 (税込)

◆NATIVE INSTRUMENTS オフィシャルサイト
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