Nektarからアフタータッチ対応88鍵セミウェイテッド鍵盤搭載のUSB MIDI コントローラー「Impact GXP88」

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Nektar TechnologyからDAWとのインテグレーションと演奏性を重視したフルサイズ88鍵キーボードMIDIコントローラーが登場。「Impact GXP88」が9月11日に発売される。

DAWとのインテグレーションを重視したMIDIコントローラーを多数ラインナップするNektar Technologyから、新たに“GXP”シリーズがリリース。その第一弾となるのが「Impact GXP88」だ。


新規開発のベロシティ&アフタータッチ対応の88鍵のセミウェイテッド仕様鍵盤を搭載したMIDIキーボードコントローラーで、リズミックなモチーフをライブにクリエイトできるリピート機能や、フットスイッチやエクスプレッションペダル用の端子も搭載。演奏性を重視したパフォーマーのために作られたモデルだ。もちろんNektar独自のDAWインテグレーション機能と、バーチャルインストゥルメントを自在にコントロールするNektarineツールも付属する。


▲フルサイズの88鍵搭載モデルながら、134.5×23.0×8.0cm(L×D×H) 、8.2kgとコンパクト。

ユニークなリピート機能は専用のボタンから直接アクセス。GXP88に搭載されたリピートエンジンが刺激的でリズミカルなフレーズを生成する。RGBボタンによってリピートのレイトやアクセントやインターバル、スウィングなどの各機能に瞬時にアクセス可能。大きなエンコーダーで容易にテンポコントロールできるほか外部MIDIクロックにももちろん同期する。5つ用意されているキートリガーモードを選び、人間味のある興味深いアルペジオ・スタイルの表現から、ハードにクオンタイズされた反復的なリズムに至るまで、リピートの動作を変更することも可能。予想もしなかった「うれしいアクシデント」を期待できる、楽しい機能だ。



DAWインテグレーション機能では、DAWのトランスポートやトラックの選択、ボリュームの操作やDAWウィンドウのオープン/クローズなどをコントローラーから直接操作。さらにGXP88では、自在に設定できるRGB LED内蔵の14個のボタンから直接DAW機能にアクセスできる。

ライブパフォーマンスやスタジオワークでの表現力アップにうれしいのが、大きめのピッチベンド&モジュレーションホイールの搭載。加えてエクスプレッションペダル専用の端子を1つ、フットスイッチを接続する端子を1つ備えるが、後者はYケーブルアダプターを使うことで、2つの独立したペダルを使用可能だ。また、MIDIアウト端子と外部ACアダプター(別売)端子を装備しているので、PCを使わずステージ上でハードウェア音源をコントロールすることもできる。


▲リアパネルにはエクスプレッション・ペダル、フットスイッチ、MIDIアウト、USB、ACアダプターの端子を用意。 ※写真左下はコネクタ部を拡大したもの

買ってすぐに音楽制作に活用できるソフトウェアもバンドル。「Cubase LE」とバーチャルシンセ「Retrologue」のライセンスが付属。また国内正規輸入品限定でデジタルシンセサウンド満載のソフトウェアインストゥルメント、「UVI Digital Synsations」ルバージョンも付属する。

製品情報

◆Impact GXP88
価格:42,000円円(税別)
発売日:2020年9月11日
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