ジョージ・リンチ「ワイルド・ミックの代わりにマイルド・スティーヴ」

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先週、リンチ・モブ名義のラスト・アルバム『Wicked Sensation Reimagined』をリリースしたばかりのジョージ・リンチは、すでにジ・エンド・マシーンのセカンド・アルバムの制作に取り掛かっているという。

◆ジョージ・リンチ画像

ジ・エンド・マシーンは2018年、リンチ(G)、ジェフ・ピルソン(B)、ミック・ブラウン(Ds)のドッケン同窓生にウォレントのロバート・メイソン(Vo)が加わり結成され、昨年3月にセルフ・タイトルのデビュー・アルバムを発表した。

リンチは最近、KNAC.COMのインタビューで、「ジ・エンド・マシーンのセカンドに取り掛かっている。ジェフと僕で曲を作り終えたところだ。ロバートがこれからヴォーカル、メロディ、歌詞にかかる」と報告。続けて、気になるブラウンの関与の有無について触れ、「俺ら、“ワイルド”ミック・ブラウンのブラザー、“マイルド”スティーヴ・ブラウンを連れ出すつもりだ(笑)。知ってのとおり、ミックはリタイアしたからね。スティーヴは素晴らしいよ。若くて、“ワイルド”ミックと同じ個性を持ち、演奏も同じスタイルだ! (ミックの)ブラザーみたいにプレイする(笑)! 素晴らしいよ!」と話した。

新作のサウンドは、「よりドッケン的」になるという。

リンチは先月初め、時代にそぐわないと、リンチ・モブの名を使うのを止めると宣言。デビュー・アルバム『Wicked Sensation』(1990年)の30周年を記念し再レコーディングした『Wicked Sensation Reimagined』が最後の作品になると明かし、先月28日それがリリースされ、リンチ・モブの活動に終止符を打った。

Ako Suzuki
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