ジョージ・リンチ、リンチ・モブの活動に終止符
リンチ・モブは今月、デビュー・アルバム『Wicked Sensation』(1990年)の30周年を記念し再レコーディングした『Wicked Sensation Reimagined』をリリースするが、これがリンチ・モブの最後の作品になるという。
◆ジョージ・リンチ画像
ジョージ・リンチは『Audio Ink Radio』のインタビューで、『Wicked Sensation Reimagined』の後、ニュー・アルバムを制作する計画はあるかと問われると、こう答えた。「ない。実のところ、ないんだよ。その機会はあったけど……、世界でいま起きてることを目にしていて、ひらめいたんだ。何ていうか、俺は目が覚め、“このアルバムは俺らの最後の作品だ。ステージを離れるのに最適だ”って言ったんだ。俺らはこのブックエンド、ファースト・アルバムへの答えを創った」
「この名前はいつだって問題があった。いま、この名前を維持するのは不適切だ。いろんなことが重なったんだよ。様々な事柄により、これを手放し、このアルバムできちんと別れを告げ終わりにし、先に進むのが理にかなっていると思うに至った」
リンチ・モブ名義ではこの先、新作のリリースもツアー開催もないが、「多分、同じ連中とはプレイするだろう。違う名前で」という。
オニ・ローガン(Vo)、ロビー・クレイン(B)、ブライアン・ティッシー(Ds)と制作したリンチ・モブ最後の作品『Wicked Sensation Reimagined』は8月28日にリリースされる。
Ako Suzuki