【インタビュー】ReN、2020年の現実と溢れ出るメッセージ「今は自分がかけて欲しい言葉を唄おうって」
■どんなタイミングでもチャレンジしながら
■みんなに音楽を届けていけたら
──3月に配信ライブを実施してみて、今後こうしていきたいとか、何か配信ライブの新しい形は見えましたか?
ReN:それはありました。ただ、やりたい欲があっても、可能なことと不可能なことの折り合いがなかなかつかなかったりとか。自分は今、闇雲にみんなの前でライブをやることよりも、何かの形で曲をみんなに届けることのほうが重要なのかなと思ったんです。もっとカジュアルに。たとえばインスタライブでもいいんだけど、インスタライブだからこそって決め込んでやってしまうと、きっとお客さんも違和感を感じるんじゃないかなっていうのもあって。今はまだ方向性がはっきり見えない段階だから、不安定なものをみんなに届けるよりは、まずはできるだけ作品を作って、それをみんなに届ける。その曲があった上でまたみんなと一緒に、インスタライブなりでやっていけたらなというのがあるんです。
ReN:お客さんを入れてのライブができるようになったときに、みんなでひとつの空間を思い切り楽しめたらいいですよね。気持ちとしてはすぐにでもやりたいんですけど。
──今は一旦置いてた曲たちに着手したり、実験しながら次のことも考えている段階ですね。
ReN:そうですね。自分のなかで廃れたものを掘り起こしたり、新しいものもやってみたり、自由に。ミュージックビデオの粘土のシンボルマークのようにじゃないですけど、崩しては作ってを繰り返しています。待たせすぎてもいけないから、しっかりリリースできるようにしつつ。再確認したことは、どんなタイミングでもチャレンジすること。今回はこうして時間があったから、チャレンジしやすかったけど、どんなタイミングでもチャレンジをしながら、みんなに音楽を届けていけたらと思ってます。
取材・文◎吉羽さおり
撮影◎野村雄治
■デジタルシングル「We’ll be fine」
https://ReN.lnk.to/WBF
※TBS『王様のブランチ』7月度エンディングテーマ
■デジタルシングル「We’ll be fine (English Version)」
https://ReN.lnk.to/WBFE
■デジタルシングル「We’ll be fine (Acoustic Version)」
https://ReN.lnk.to/WBF_ACPu
■<ReN ONE MAN「HURRICANE」TOUR 2019-2020>
2020年9月23日(水) 東京・Zepp DiverCity(TOKYO)
open18:00 / start19:00
(問)SMASH 03-3444-6751 https://smash-jpn.com
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