フライング・ロータス、自らターニングポイントと語る重要作のインスト盤リリース

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共同プロデューサーを務めたサンダーキャット最新アルバム『It Is What It Is』の大ヒットも記憶に新しいフライング・ロータス。自らキャリアのターニングポイントと語り、代表作『Cosmogramma』の続編にも位置付けている超大作『Flamagra』のインストゥルメンタル盤が発売となった。

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リリースに合わせてWarp公式サイトに、フライング・ロータス、サンダーキャット、ミゲル・アトウッド・ファーガソン、ブランドン・コールマンがアルバム制作背景を語るインタビューが掲載された(https://warp.net/editorial/an-inextinguishable-flame-the-instruments-of-flamagra-jp)。

■フライング・ロータス コメント

今回、インストゥルメンタルを世に出すことができて嬉しく思う。若いラッパーやリミックスを作りたがっているプロデューサー、そういった若者たちがどんなことをしてくれるだろうかとすごくわくわくしている自分がいる。そうすれば、まさにこのアルバムに二度目の命が与えられるのだから。

アンダーソン・パークやソランジュ、ジョージ・クリントン、サンダーキャット、トロ・イ・モワらスタイルの異なる幅広いヴォーカリストの参加も大きな魅力の一つだったが、それらをあえて削ぎ落とした『Flamagra (Instrumentals)』は、稀代のプロデューサーであるフライング・ロータスの天才的なアレンジやミュージシャンシップをオリジナル盤以上にとことん堪能できる。

バンドリーダーであるフライング・ロータスことスティーヴン・エリソンは、キーボード奏者も務めており、加えて登場順に、サンダーキャット、ミゲル・アトウッド・ファーガソン、ブランドン・コールマン、ジャスティン・ブラウン、デニス・ハム、テイラー・グレイヴス、ロナルド・ブルーナー・ジュニア、ハービー・ハンコック、ディアントニ・パークス、ロバート・グラスパーという世代を超えた凄腕プレイヤーたちが、フライング・ロータスが描く超越的な世界観の中で躍動する様子がより鮮明にわかる、もう一つの名盤となっている。


『Flamagra (Instrumentals)』

2020年5月29日(金)リリース
国内仕様盤CD BRWP291I ¥2,000+tax
国内仕様盤CD+Tシャツセット:BRWP291IT ¥5.000+tax

◆BEATINK オフィシャルサイト
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