【レポート】LUNA SEAホスト役の『MUSIC AID FEST.』、総勢27組がフロントラインワーカーを音楽で応援

LUNA SEAがホスト役を務める特別番組『MUSIC AID FEST. ～FOR POST PANDEMIC～』が5月31日(日)、CS放送フジテレビONEと動画配信サービス「FOD」で生放送・配信された。

◆『MUSIC AID FEST.』関連画像

この特別番組は、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、最前線で働く医療従事者らフロントラインワーカーを支援するチャリティーフェスとして企画されたものだ。音楽の持つ力と可能性を改めて感じさせたパフォーマンスには出演者それぞれの強い想いや願いが凝縮され、視聴者の胸を打ち抜いたに違いない。

また、LUNA SEAの呼びかけに応えるかたちで実施された同TVフェス番組だが、驚くべきはオファから放送までわずか2週間のうちに、奇跡としか言えない全27組が結集した点にもある。AA=(上田剛士、白川貴善)、BREAKERZ、Char、ELLEGARDEN、EXILE SHOKICHI、FEEDER、GLIM SPANKY、一青窈、清春、倖田來未、コムアイ(水曜日のカンパネラ)、9mm Parabellum Bullet、lynch.、May J.、miwa、MIYAVI、西川貴教、Nothing's Carved In Stone、OAU (MARTIN、TOSHI-LOW)、大黒摩季、SILENT SIREN、TAKURO(GLAY)、シアターブルック、THE ORAL CIGARETTES、辻井伸行、打首獄門同好会、といったジャンルレスなラインナップはLUNA SEAにしか成し得ないものであり、主旨に賛同したアーティストたちと感謝に満ちた珠玉の時間を作り上げることに成功した。


特別番組はリモート収録による上記アーティストたちのライヴパフォーマンスを紹介しながら、スティーヴ・リリーホワイト、辻仁成、谷中敦(東京スカパラダイスオーケストラ)、YOSHIKIによるコメントも交えて進行。国境すら越えたパフォーマンスは、元気と勇気を与えてくれるもの、力強い未来へのメッセージが込められたもの、心に染みわたるような感動へと誘ってくれるものなど、すべてのアーティストが個性豊かな表現で視聴者を魅了した。また、LUNA SEAメンバーとのリモートセッションによるコラボや、この日が初披露の楽曲、さらにはこの日のために書き下ろした楽曲も披露されるなど、終始特別尽くし、あっという間の3時間であった。

「FOD」では6月7日(日)まで無料で見逃し配信を実施中。6月14日(日)にBSスカパー！で放送される『MUSIC AID FEST.～FOR POST PANDEMIC～　BSスカパー！オリジナル ver.』では、再放送の特別版として、LUNA SEAメンバーのアフタートークと「WISH」のオンラインパフォーマンスが特別公開されるということなのでそちらもお楽しみに。

番組のチャリティー・支援ページでは引き続き、クラウドファンディングサービス「READYFOR」が運営する「新型コロナウイルス感染症：拡大防止基金」への寄付を呼びかけている。