メタリカ、週に一度Zoomでミーティング

ポスト

メタリカのメンバーはいま、離れた場所でそれぞれステイホーム中だが、週に1回全員が揃い、Zoomを通じ話をしているそうだ。

ラーズ・ウルリッヒ(Ds)は、今週(4月28日)セールスフォース・ドットコムのCEOとのオンライン対談でこう語った。「この4~6週間、俺ら、だらだらと過ごしながら、いっぱい話してる。メタリカのメンバー4人は週に一度、Zoomを通じ繋がってるんだ。俺ら4人はいま、4つの州、4つの別の場所にいる」

「週一のZoomセッションで上がってるトピックの1つが、これからどうなるのかってことだ。2ヶ月後どうなっているのか? 年内どうなっているんだ? そして、この先の10年、俺らはどんな風に音楽を作り、レコーディングし、それをシェアしていくのかってことも話してる」

「俺やバンドの連中、スタッフは、この先の予定を全て把握していたいんだ。俺らは何年も前に計画を立てる。だから、俺らのように全てを管理していたいと思う連中には、突然、年内どうなるかわからないっていう、覚えている限り初めての状況に置かれるのは、いい勉強になってる」

いつ集まれるか、いつツアーを再開できるかわからない中、4人は別々の場所にいながらアルバムを作ることはできるのかとも模索しているそうだ。「自己隔離がどれだけ続くのかはわからない。第2波に見舞われたらどうなるのか。半年後、世界がどうなっているのか、誰にもわからない。でも、クリエイティブな連中にとって確かなのは、俺らは長い間じっとしていることはできない」

「もし、あと6ヶ月、1年この状況が続くなら……」、自己隔離の中、アルバムを作る可能性もあるという。

メタリカは今月予定していた南米ツアーを12月に延期。5月に出演するはずだった2フェスティバルが中止となった。

彼らは今月初め、自身の慈善団体All Within My Hands Foundationを通じ、新型コロナウイルスに対応する4団体に計35万ドル(約3,800万円)を寄付している。

Ako Suzuki
この記事をポスト

この記事の関連情報