ジェフ・ベック&ジョニー・デップ、ジョン・レノンの「孤独」カヴァーを公開

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ジェフ・ベックが木曜日(4月16日)、ジョニー・デップとコラボしたジョン・レノンの「Isolation(孤独)」(1970年)のカヴァーをリリースした。

◆「Isolation(孤独)」(1970年)カヴァー音源


ベックは、こんな声明を出している。「ジョニーと僕はここしばらく一緒に音楽の制作に取り掛かってきた。この曲は昨年、スタジオにいるときにレコーディングしたものだ。こんなに早くリリースするつもりはなかったが、この困難な時期、真の“Isolation”を経験しているいま、みんなに聴いてもらうのに相応しいと判断した。この先、さらにジョニーと僕のコラボを公開していくが、それまで、レノンのこの名曲の僕らのヴァージョンに癒しと連帯感を見出してくれたらと願う」

デップは、「レノンの詩―“We're afraid of everyone. Afraid of the Sun”!―ジェフと僕はいま特に深い意味があると思う。これは孤独、恐れ、存在危機に対する曲だ。だから、君たちへ届けたかった。僕らが共に孤独に耐える中、この瞬間を意味のあるものにしたり、時間をつぶす助けになることを願ってる」と、コメントしている。

ベックのバンドのメンバー、Rhonda Smithがベース、Vinnie Colaiutaがドラムをプレイしている。Atco/Rhino Recordsよりダウンロード/ストリーミング・リリースされた。

ベックは5月17日からUKツアーを開催予定だが、英国はロックダウンの期間を延長したところで、変更が生じるものと考えられる。


Ako Suzuki
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