【メールインタビュー】名古屋発・手羽先センセーション「次へと繋いでいけるような今を」
■次へ次へと繋いでいけるような今を
──では、ひとりひとりアルバムの中のプッシュ曲とその理由を教えてください。
橋本:「夏情気性」です。歌詞の切なさと、キーの高くなるエモさが好きです。セットリストにこの曲があるときは、本番前に入念に声出しをして準備しますね。歌詞と絶妙にリンクしている振りも好きです! “手が届かない 優しすぎたあなた”という箇所でみんなが離れたり、“離さないって そう 思っていたのに 心離れて一人になってた”で交差したりとか。
神谷:「ハロー、ブランニューミー」です。応援してくれるみんなのこととか、これからの未来のことも考えた歌詞だからめっちゃ好きな曲です。歌詞を見たとき、すごく共感できる部分が多かったですね。
斉藤:「満開サクライロ」です。振りがややこしくて覚えるのが大変だったけど、踊れるようになった時に達成感があって、ライブを重ねるにつれて自分の身に沁みついていくのがわかりました。頑張ったぶん愛着があります。
森田:「Goodbye , graduation!」ですね。この曲、卒業ソングじゃないですか。それなのに歌詞には未来のことも書いてあって。過去を振り返るだけじゃなくて、その先への想いも込められているところが好きです。例えば、サビの“いまタスキに変えランナーになる”にはいままでのことを含めて、私たちがさらにこの先の話をつくるっていう意味があって。過去も未来も共存している歌詞がエモいですね。
塚野:「足跡-Ashiato-」です。2017年9月24日に2期生としてデビューしたときに一緒にお披露目した思い入れのある曲です。お客さんが全然いないときにやっていた曲が、サブスクで聴けるようになったのを見ると頑張ってよかったなと思います。歌詞の“ありのままでいんだよ”ってメッセージは、最近ようやくわかるようになってきました。最初は見栄をはって自分をよく見せなきゃいけないって思っていたんですけど、みんな受け入れてくれるので自分らしくしていいんだなって思うようになりました。
──いまは自粛で大変な時期ですが、外出できるようになったら、どんなところに遊びに行きたいですか?
全員:みんなでUSJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)!
斉藤:12月に行く予定だったんだけど、中止になったからね。
神谷:TDL(東京ディズニーランド)も行きたい。前にみんなで一度TDS(東京ディズニーシー)に行って楽しかった。
森田:私はそのときが初のディズニーだったからめちゃめちゃ楽しみで! 前日、ホテルで「明日楽しみだねー」って美玲ちゃんと話していたら、美玲ちゃんがパジャマでステラ・ルーのカチューシャをおもむろにつけ始めて笑いましたw
神谷:ライトニング・マックィーンっていう、なぴてん(森田)の好きなキャラクターがいて。TDSに行ったときにそのパレードがちょうどやっていたんですけど、マックィーンが見えた瞬間泣き出してたよねw
森田:キャラのレベル高すぎて「あの大好きなキャラクターが存在していたんだ!」って思って。
橋本:ディズニー行ったから次ユニバいこう!
塚野:あと遠征で北海道行きたいですね!
▲塚野なゆ
──これからどんな自分に出会っていきたいですか?
森田:以前は「これやってみたらできるかな」っていうことにチャレンジしていたけど、今まで通ってこなかったことにも挑戦して新しい発見に出会っていきたいです。その方が面白いかなって。“どんなことにもチャレンジする”をモットーに。
橋本:多才な自分と出会いたいです。実力とかルックスとかまだ足りないと思っているところを克服をしていろんな自分に出会いたい。それと音域を広げたいですね。尊敬している山本彩さんや大原櫻子さんは迫力がすごい。ライブはもちろん、ライブ映像でも鳥肌が立つくらいのレベルで伝わってくるので目標にして頑張りたいです。
▲橋本琴春
塚野:自分が立てた目標に向かって前向きに努力できる自分になりたい。周りと比べてネガティブになるときがあって、一回落ちたら戻ってくるまで時間がかかるから切り替えられる人になりたい。寝て忘れられるくらいには。
神谷:毎日笑って過ごしたいw いろいろ悩みがちだから、全部深く考えてしまうし、一回嫌なことがあるとそのことで頭がいっぱいになるので、常に笑っていられる人になりたいです。
──最後に5月31日に開催予定のZepp Nagoyaでのワンマンライブをふくめて、手羽先センセーションの目標とBARKS読者にメッセージをお願いします。
森田:改めてになりますが、私たち手羽先センセーションは4月8日にドリーミュージックからメジャーデビューさせていただきました。メジャーデビューは結成当時からの夢だったし、日々応援して下さるウィンガー(ファンの呼称)の皆さんと一緒に追いかけてきました。インディーズの頃には想像出来なかった新たなチャレンジや壁が待っていると思います。だけど、そのチャンスを絶対に無駄にしたくはないし、次へ次へと繋いでいけるような今をつくりあげていきたいと思っています。新型コロナウイルス感染症の今後の状況次第ですが、メジャーデビュー後の初のZeppでのワンマンライブは最高に楽しませる気持ちしかありません。新たな私たちの一歩をぜひ見にきてください。
神谷:サブスクにCD音源もアップされているし、ライブだとまた表現が違うから、コロナが収束したらぜひライブにきてください!
取材・文◎山本弘子
▲『行く先、手羽先』醤油盤
▲『行く先、手羽先』味噌盤
▲『行く先、手羽先』胡椒盤
メジャーデビューアルバム『行く先、手羽先』
■醤油盤
MUCD-1453 ¥2,000(税抜)
■味噌盤
MUCD-1454 ¥2,000(税抜)
■胡椒盤
MUCD-1455 ¥2,000(税抜)
[収録曲]
1.Opening SE
2.ハロー、ブランニューミー
3.未完成日記
4.革命のセンセーション
5.満開サクライロ
6.夏情気性
7.ニコピの方程式
8.足跡-Ashiato-
9.Goodbye , graduation!
この記事の関連情報
【ライブレポート】今年の夏をさらにアツく。手羽先センセーションが新体制初ツアー
新体制になった手羽先センセーション、4都市無料ツアー開催
【インタビュー】「DAM CHANNEL」20代目MCに森 香澄、サポートMCにチャンカワイが就任「プライベートな部分も引き出せたら」
2024年3月のDAM HOT!アーティストはアーバンギャルド、フジタカコら4組
【イベントレポート】<ビッグエコー35周年記念カラオケグランプリ>決勝大会が大盛況。応募4,061件の頂点決定
【ライブレポート】手羽先センセーション、5人で立った日比谷野音「みんなのことも照らす光になりたい」
2024年2月のDAM HOT!アーティストはOHTORA、我生ら4組
2024年1月のDAM HOT!アーティストRKID'z、EINSHTEINら3組
2023年12月のDAM HOT!アーティストは学芸大青春、the paddlesら4組