ジョン・プライン、新型コロナウイルスにより死去
先月終わり、新型コロナウイルスに感染し、入院したと伝えられたアメリカのカントリー・フォーク・シンガー、ジョン・プラインが4月7日、73歳で亡くなった。
◆ジョン・プライン画像
『Rolling Stone』誌によると、入院先のナッシュビルにあるVanderbilt University Medical Centerで新型コロナウイルスに関連する合併症により息を引き取ったという。
プラインは突然、新型コロナウイルスの症状が現れ、3月26日に入院。その3日後、家族から「挿管され、治療を続けていますが、予断を許さない状況です」と伝えられた。妻でマネージャーのフィオナさんは、同じく感染したものの、回復したと話していた。
70年代初めにデビューしたプラインは、2018年リリースの『The Tree Of Forgiveness』まで18枚のスタジオ・アルバムを発表し、2度グラミーを受賞。近年、その功績が続々と称えられ、昨年はソングライターの殿堂入りを果たし、今年初めにはグラミー賞特別功労賞生涯業績賞が贈られた。2019年にはロックの殿堂の候補にも挙がった。
まだ奥さんからのコメントはなされていない。
合掌。
Ako Suzuki