全米アルバム・チャート、リル・ベイビーが初の1位

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今週の全米アルバム・チャート(Billboard 200)は、ラッパー、リル・ベイビーの2枚目のスタジオ・アルバム『My Turn』が初登場で1位を獲得した。彼の作品は2018年に、ファースト・アルバム『Harder Than Ever』が3位、続いてミックステープ『Drip Harder』と『Street Gossip』がトップ5入りしていたが、全米1位は初となる。

◆リル・ベイビー動画、画像

『My Turn』は、アメリカで現時点、アルバムとしては2020年最大のウィークリー・ストリーミング数(2億6,000万回以上)をマークしたという。英国では6位につけ、彼にとって初の全英トップ10ヒットになった。



2位には、バッド・バニーのセカンド『YHLQMDLG』が初登場した。昨年、J. バルヴィンとのコラボ『Oasis』が9位につけたが、ソロでは初めて全米トップ10に入った。

先週トップだったBTSの『Map Of The Soul: 7』は3位に後退。今週はトップ2作ほか、ジェイムス・テイラーの5年ぶりのスタジオ・アルバム(カバー・アルバム)『American Standard』が4位、ラッパーG Herboの新作『PTSD』が7位、ファイヴ・フィンガー・デス・パンチの『F8』が8位にチャート・インしている。

ジェイムス・テイラーはこれで1970年代、80年代、90年代、2000年代、2010年代、2020年代全てでトップ10入りした初のアーティストとなった。

Ako Suzuki
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