フー・ファイターズ、“バン・ツアー”を開催

ポスト
Photo by Brantley Gutierrez

フー・ファイターズのフロントマン、デイヴ・グロールは最近、バンで移動しながら行なわれたツアーをテーマにドキュメンタリーを制作中だと明かしていたが、フー・ファイターズ自らもこの春、“バン・ツアー”を行なうことを発表した。

◆フー・ファイターズ画像

バンドは火曜日(2月18日)、「準備はいいか???  1995年のツアーの開催地を再訪し、フーと一緒に25周年を祝おう!」と告知した。

この<The Van Tour 2020>は4月12日から5月20日まで北米で開かれ、フェニックス、アルバカーキ、オクラホマ・シティ、ウィチタ、ノックスビル、グリーン・ベイ、グランドラピッズ、シンシナティ、クリーヴランド、ハミルトンの10都市を訪れる。



フー・ファイターズは、ちょうど25年前の1995年2月に初ギグを開いた。その年は北米だけで60公演以上行なっており、それよりは短期間になるが、会場は当時の何倍も大きいところになる。

グロールは制作中のドキュメンタリーに関し、今月初め、『The Bill Simmons Podcast』のインタビューで、「ザ・ビートルズはバンでツアーをしてた。ガンズ・アンド・ローゼズ、メタリカ、U2もみんな、バンを持ってた。あの時期には何かある。映画はバン・ツアーの素晴らしい逸話ばかりを取り上げるわけじゃない。それをやろうと駆り立てる何かだ。どうして人は全てを手放し、仕事を辞め、あらゆるものを置いて、夢を追い続けるのか。成功するなんて保証はどこにもないのに。腹が減り、血を流し、体調崩し、ムカつく。喧嘩になったり、刑務所入ることだってある。それなのに、次のギグに向かうわけだ。みんな、同じような体験を持つ。それこそが、成功の鍵なんだろう」と、話していた。

バンドは今年、この“バン・ツアー”後、アメリカやヨーロッパのフェスティバルに出演予定。グロールは今月初め、ニュー・アルバムの制作を終えたと話していた。

Ako Suzuki
この記事をポスト

この記事の関連情報