ロン・マクガヴニー、「メタリカ辞めて後悔?」の質問に
メタリカに1982年に在籍していた初代ベーシスト、ロン・マクガヴニーが今月、4日の間で立て続けに3回メタリカの過去写真をTwitterに投稿したせいか、ユーザーの1人から「メタリカを辞めたことや、彼らの圧倒的な成功を目にして後悔する?」との質問が上がった。
◆ロン・マクガヴニーの投稿
以前から、自分の決断に悔いはないとの主旨の発言を繰り返してきたマクガヴニーは、今回も、「いかなるときも、僕は金よりプライバシーと自由を手にするほうがいい」と答えた。
昨秋、同じような内容の質問があったとき、彼は「僕がサバイバルできるようなライフスタイルじゃない。いろんな意味で」と回答していた。
マクガヴニーは1981年、幼なじみのジェイムズ・ヘットフィールドらとLeather Charmというバンドを結成し、そのままメタリカに移行したが、ほかのメンバーと折り合いが悪く、ファースト・アルバム発表の前に脱退した。彼の後任にクリフ・バートンが加入している。
メタリカ脱退後は、2年ほどファンタズムというバンドに在籍し、これを最後に音楽活動から身を引いたが、いまでも度々、メタリカ関連のインタビューに応じている。
2018年、クリス・ジェリコのポッドキャストにゲスト出演したときには、クリフ・バートンについて「彼はいつだって僕に敬意を表してくれた」と話していた。「とても嬉しかったよ。1984年の公演を観に行ったときのことを覚えてる。パスを貰ったんだけど、スティッカーみたいなので、楽屋に行って彼らに挨拶しようと思ったら、入れてもらえなかったんだ。それを見たクリフは、僕に彼のパスをくれたんだよ。それで楽屋に入った。彼らのツアー・マネージャーが“なんで、彼にあげるんだ?”って訊いてきたとき、クリフは“彼はメタリカの初代ベース・プレイヤーだ!”って答えてた」
Ako Suzuki
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