プライマル・スクリーム、ニュー・オーダーら、アンドリュー・ウェザオールを追悼

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英国人のDJ/プロデューサーのアンドリュー・ウェザオールが2月17日、ロンドン市内の病院で亡くなった。まだ56歳だった。肺血栓塞栓症を患っていたという。

◆アンドリュー・ウェザオール画像

フリーランスの音楽ジャーナリストだった彼は、クラブでDJを始めるようになり、レーベルBoy’s Own Recordingsを共同設立。また、アラン・マッギーの紹介により、プライマル・スクリームの曲をリミックスしたのを機に、彼らのサード・アルバム『Screamadelica』(1991年)をプロデュースし、その手腕を発揮した。同作は1992年、英国で最も栄誉あるアワードといわれるマーキュリー・プライズを受賞した。

ウェザオールはこのほか、ビョーク、ニュー・オーダー、マニック・ストリート・プリーチャーズ、マイ・ブラッディ・ヴァレンタインらの作品のリミックスを手掛けてきた。

プライマル・スクリームは、ウェザオールの写真をTwitterに投稿し「Andrew Weatherall 1963-2020」と、ケミカル・ブラザーズのエド・シモンズは「真のインスピレーションでヒーロー。愛しき愉快な男。素晴らしいDJ ♥ アンドリュー・ウェザオール」と、ニュー・オーダーは「僕らの友人、コラボレーターが亡くなったと知り、僕らはみんな、とても悲しく思ってる」と追悼の言葉を寄せた。

ジャイルス・ピーターソンは、「アンドリュー・ウェザオールがUKのカルチャーに与えた影響、インパクトを言葉にするのは難しい…、彼の訃報を知りとても悲しい RIP」とその功績を称えている。









合掌。

Ako Suzuki
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