エルトン・ジョン、体調不良による公演中断に涙

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Photo by Greg Gorman


エルトン・ジョンは体調不良により、2月16日ニュージーランド・オークランドで開いた公演を途中で切り上げた。

◆エルトン・ジョンのメッセージ

『Sofa King Cool Magazine』によると、エルトンはもうこれ以上できないと判断するまでに2度パフォーマンスを中断していたそうだ。11曲目の「Someone Saved My Life Tonight」を演奏後、椅子に沈み込んだため、医療チームが彼のもとに駆け寄ったが、5分後にパフォーマンスを再開。しかし、「あとどれくらいできるかわからない」とオーディエンスに話し、13曲目の「Candle In The Wind」を終えた後、一旦、ステージを離れたという。

このときも何とかステージに戻り、2曲を歌ったが、16曲目の「Daniel」の途中で、「声が完全に出なくなった。申し訳ない。歌えない」と、ショウの続行を断念したという。エルトンはこう発表した際、涙にむせび、スタッフに支えられながら、ステージを後にした。

彼は通常、24曲ほどパフォーマンスしている。

エルトンはこの日、体調が優れなかったものの、全力を尽くそうと予定通り公演を開いたそうだ。公演を切り上げた後、「今夜、オークランドでの公演に来てくれたみんなに感謝したい。今日、非定型肺炎と診断されていたが、できる限り最高のショウをみんなに届けたいと決意した」と事情を説明し、「声が出なくなるまで、一生懸命演奏し歌った。ガッカリしている。とても動転し、申し訳なく思っている。持っているもの全てを出した」と謝罪した。



次回の公演は同じくオークランドで2月18日に予定している。エルトンは10月には、米インディアナポリスで予定した公演を、当日、「非常に具合が悪い」とキャンセルしていた。

Ako Suzuki
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