ジェイムズ・ロメンゾ「ニール・パートはドラムに対する人々の見方を変えた」
元メガデスのジェイムズ・ロメンゾ(B)が、先月亡くなったラッシュのドラマー、ニール・パートの功績を「変革をもたらしたどころじゃない」と称えた。
◆ニール・パート画像
ロメンゾは、『Thunder Underground』ポッドキャストに出演した際、こう話した。「(ラッシュが1981年に発表した8枚目のスタジオ・アルバム)『Moving Pictures』が出たとき、“変革をもたらした”って言葉は十分じゃなかった。なぜなら、あれはメタル・ロックのドラム演奏がどんなものか、みんなの観念を変えた。あの精密さ、それぞれのサウンドの空間、豊潤さ、演奏の強度……、あのときまで誰もやったことがなかった」
「俺は、彼はドラムに対する人々の見方を変えたとまで言いたい。エディ・ヴァン・ヘイレンがギターでそうしたようにね。あのアルバムでは特にそうだ。みんな、エア・ドラムせずに“Tom Sawyer”は聴けないだろ」
パートは、史上最高のドラマーのランキングで、ジョン・ボーナム、キース・ムーンら同様、常に上位にランク・インしてきた。1月7日に亡くなるまでは、生存するドラマーで1番の実力、人気を誇っていた。
2013年には、ゲディ・リー、アレックス・ライフソンと共にラッシュの一員としてロックの殿堂入りしている。
パート関連ニュースとして、彼が育ったカナダ、オンタリオ州セントキャサリンズの市議会は、先月終わり、レイクサイド・パーク内にあるパビリオンに彼の名を冠することを提案、協議に入った。
Ako Suzuki
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