ジェイ・Z、彼とビヨンセが国歌斉唱で起立しなかった理由を説明

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日曜日(2月2日)に開かれたスーパーボウルで、デミ・ロヴァートが国歌を独唱した際、長女を連れ試合を観に訪れていたジェイ・Z&ビヨンセ夫妻が起立せず、物議をかもしたが、彼らに政治的意図はなかったという。

◆ジェイ・Z&ビヨンセ画像

2人は、NFL(ナショナル・フットボール・リーグ)から冷遇されるコリン・キャパニック選手への支援を示すため、着席したままだったのではないかと推測されたが、ジェイ・Zは火曜日(2月4日)コロンビア大学で開かれたQ&Aセッションで、何らかのメッセージだったのかと問われると、「いや、違う。申し訳ないけど」と、笑いを取り、否定した。

ジェイ・Zの会社Roc Nationは、2019年、NFLの公式ライブ・ミュージック・エンターテイメント・ストラテジストに就いており、ジェイ・Zいわく、国歌斉唱を前に、夫妻は「直ちにアーティスト・モードに入った」のだという。「マイクは大丈夫なのか? 低すぎやしないか? スピーカーが多すぎないか?」などと考え始め、ビヨンセとパフォーマンスについて意見を交わしていたところ、ロヴァートが登場し、2人はそのまま、彼女の美しさや声の素晴らしさ、彼女がどれだけのことを乗り越えてきたか、誇りに思うなどと話し続けていたという。

また、8歳の娘を厄介な状況に巻き込むわけがないと言い、さらに「無言の抗議などする必要はなかった。ステージを見れば、わかる。僕らが選んだアーティストはコロンビア(シャキーラ)とプエルトリコ(ジェニファー・ロペス)の人だ。僕らは最大級の抗議を行なっていた」と、強調した。

Ako Suzuki
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