ローランド、高品位サウンドを自宅で楽しめるコンパクトサイズの電子ドラム「TD-27KV」
ローランドから高品位のサウンドと演奏性を自宅で楽しめるコンパクトサイズの電子ドラム「TD-27KV」が登場。アメリカNAMM Show 2020で発表の新製品で、1月25日より発売される。
「TD-27KV」 は、高品位なサウンドと演奏性をフラッグシップ・モデルから受け継ぎながら、セット全体をコンパクトにアレンジした製品。自宅に置けるサイズと手ごろな価格を実現した「V-Drums」の最新モデルだ。
▲上位モデルと同じ大口径サイズのスネア、シンバルを採用した「TD-27KV」。ドラム・スタンド、キック・ペダル、スネア・スタンド、ハイハット・スタンドは別売り。
新開発の音源「TD-27」には、フラッグシップの音源「TD-50」で導入されたサウンド・モデリング技術「Prismatic Sound Modeling」を搭載。ドラムを構成するパーツごとの発音原理や、相互作用を仮想的に合成し、繊細なサウンドから激しいサウンドまで、ドラマーの思い描く演奏表現が可能だ。ドラムを構成するヘッドやシェル、スネアのスナッピーなどのパーツや、各パーツのレゾナンス(共鳴)などの要素を、独自のデジタル技術で仮想的に合成。ドラム・サウンドを一から再構築することで生々しい響きや自然な減衰、空気感を緻密に表現することができる。スネア、タムやシンバルなどの音色を700種類以上、新規ドラム・セット音色55種類を内蔵。音色の調整はパネル上の4つのつまみでスムーズに行えるほか、ユーザーサンプルの使用も可能だ。また、最新技術「PureAcoustic Ambience Technology」により、演奏者の位置で聞こえる自然な音場を再現。心地よい音の響きの中でより深く演奏に集中することができる。
▲最新のモデリング技術を搭載した新音源「TD-27」を採用。ドラム・サウンドを一から再構築することで生々しい響きや自然な減衰、空気感を緻密に表現。各パッドの詳細な音色エディットも可能。
ドラムキットの中でも重要なスネア とライド・シンバルは、最上位モデル「TD-50シリーズ」と同じスネア、シンバルを採用。アコースティック・ドラム同等の大口径サイズで、打点位置や打撃の強弱の検出精度に優れ、自然な演奏感と高い演奏表現力を実現している。また、豊かな表現力と高品位のサウンドを備えながら、コンパクトなスペースに設置できるサイズを実現。一般の住宅でも本格的な電子ドラムで演奏を楽しめる。
ビギナーにうれしいのが、リズム感覚を磨くことができる基礎練習機能の搭載。単調になりがちな日々の練習をサポートしてくれる。さらにBluetooth機能も装備。スマホとワイヤレス接続して、お気に入りの曲やレッスン動画に合わせて演奏することも可能だ。
▲外形寸法(必要専有面積)は1,500×1,200×1,200(W×D×H)mm、重さは32.0kg。ドラム・スタンド、キック・ペダル、スネア・スタンド、ハイハット・スタンドは別売り。
製品情報
価格:オープン(市場想定価格 341,000円前後 税込)
発売日:2020年1月25日
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