デリック・メイ、セオ・パリッシュの系譜に続く次世代デトロイトハウスの筆頭格、パトリース・スコット

さまざまな音楽的歴史遺産を生み出してきたデトロイト。テクノの生誕の地でもあるこの街で生まれ育ち、次世代のハウスシーンを牽引するSistrum Recordingsを率いるパトリース・スコットが1月25日の表参道VENTに登場する。

パトリース・スコットは豊潤なデトロイトの音楽シーンの中で生まれ育ってきた。子供の頃に地元のDJグループDirect Driveやブロックパーティに影響を受けて、DJこそ自分のやりたいことだと感じたという。彼の受けたインスピレーションはライブ音楽やダンスフロアの環境に深く根付いていたものだということが伺える。果たして彼はディープハウスとテクノサウンドを武器に、デトロイトの最もイノベイティブでダイナミックなクラブDJのひとりとなったのだ。

デトロイトの初期のテクノシーンにおける伝説的なアーティストたち……ホワン・アトキンス、デリック・メイ、ケヴィン・サンダーソン、ジェフ・ミルズそしてラジオDJのThe Electrifying Mojoをパトリースは観て育ってきた。同時に数百マイル離れたシカゴのラリー・ハード、ロン・ハーディ、フランキー・ナックルズたちのサウンドにもインスパイアされて、パトリース・スコットは自分自身の音楽に磨きをかけてきたのである。

DJだけでなく、Resident Advisorにはプロダクションのスキルも大絶賛されたパトリース・スコット。ディープハウスやテクノだけでなく、流行に関係なく膨大な音楽の中からユニークなサウンドを追求し続けるパトリース・スコットの情熱とイノベイティブなマインドを彼のパフォーマンスから体験してほしい。




◆VENT オフィシャルサイト