倖田來未、局所滞在型ツアー完走

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倖田來未が10月25日、仙台市・仙台サンプラザホールで<KODA KUMI LIVE TOUR 2019-re(LIVE)->の千秋楽を迎えた。

◆ライブ画像(6枚)

日々エンターテインメントの研究を怠らない倖田來未。今回、ラスベガスやブロードウェイのショービズからインスパイアを受け、従来の47都道府県の全国巡業型ツアーから、4都市26公演の局所滞在型ツアーにシフトさせたという。会場を絞り各地に長期滞在することで、一つ一つのライブのクオリティをより深めることに成功した。


また、1日の中で<Black Cherry><JAPONESQUE>という全くコンセプトの異なる2公演を開催し、ファンが倖田來未を媒介として1日中刺激的なエンターテインメント体験に浸れるツアーとなった。内容は<re(LIVE)>というタイトル通り、倖田來未史上特に人気を博したライブを復刻、アレンジしたものとなっており、2007年に東京ドームで開催された<Black Cherry>、2013年に横浜アリーナで開催された<JAPONESQUE>がアップデートされた形で届けられた。ドームやアリーナならではの派手な演出を、より近い距離でファンに届けれるようにしたかったと倖田本人は語る。


和をテーマとした「JAPONESQUE」では花魁姿で登場。妖艶な姿でステージを練り歩く彼女に会場中から熱視線が注がれた。パイレーツをテーマとした「Black Cherry」ではなんと水中から登場。衝撃的な幕開けに会場はどよめき大きな歓声が湧き起こった。


両公演ともに前半は一斉を風靡した名曲の数々とともにかつてのライブを再現し、後半は11月13日にリリースされるニューアルバム『re(CORD)』に収録される新曲により構成された<re(LIVE)>オリジナルの演目が用意された。


倖田來未と同じく世に出て20周年を迎える郷ひろみのヒットナンバー「GOLDFINGER ’99」をカバーした「GOLDFINGER 2019」では会場中が「アーチーチー!」の声で一つとなり、グローバルトレンドをキャッチしたアグレッシヴなラテンチューンの「OMG」では宙吊りの状態から高速回転を繰り広げるアクロバットを披露し、衰える事なき身体能力を見せつけ会場中の度肝を抜いた。


今年12月6日にはデビュー20周年イヤーを迎える倖田來未。当日は東京・Zepp DiverCityにてイベントを開催予定だ。「ファンの皆さんへの感謝が一番。過去をリスペクトしつつも果敢に挑戦していきたい。」と彼女は熱い胸中を語った。

尚、「KODA KUMI LIVE TOUR 2019-re(LIVE)-」は10月12日に開催予定だった大阪公演が台風19号の影響で中止となっており、その振替公演が2月1日にオリックス劇場で開催されることが決定している。

写真◎田中聖太郎

セットリスト

<JAPONESQUE>
1 So Nice
2 D.D.D.
3 情熱
4 愛を止めないで
5 さよならの向こう側
6 KO-SO-KO-SO
7 V.I.P
8 ピンクスパイダー
9 ESCALATE
10 Slow
11 恋しくて
12 Brave
13 IN THE AIR
14 GET NAKED
15 DO ME
16 k,
17 Eh Yo
18 Livin’ La Vida Loca/GOLDFINGER 2019
19 OMG
EN1. プチョヘンザッ!!!
EN2. walk

<Black Cherry>
1 Black Cherry
2 Get Up & Move!!
3 Cherry Girl
4 キューティーハニー
5 月と太陽
6 夢のうた
7 Heat
8 Break it dow
9 Candle Light
10 運命
11 ミルクティー
12 恋のつぼみ
13 Twinkle
14 GET NAKED
15 DO ME
16 k,
17 Eh Yo
18 Livin’ La Vida Loca/GOLDFINGER 2019
19 OMG
EN1. プチョヘンザッ!!!
EN2. WALK OF MY LIFE

◆倖田來未 オフィシャルサイト
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