ロブ・ゾンビ、3部作映画出演のシド・ヘイグが死去

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ロブ・ゾンビが監督した映画『マーダー・ライド・ショー』シリーズのメイン・キャストの1人、キャプテン・スポールディングを演じた俳優のシド・ヘイグが、9月21日、80歳で亡くなった。

◆ロブ・ゾンビからのメッセージ

『マーダー・ライド・ショー』の3作目となる『3 From Hell』が今月半ば、アメリカで劇場公開されたばかりだった。

ヘイグは今月初め、自宅で転倒し入院。その後、睡眠中に嘔吐したものが肺に入ってしまい、その感染の合併症により亡くなったと伝えられている。

ロブ・ゾンビは、「昨晩、ビル・モーズリーから、俺が恐れていた電話があった。俺らの友人、シド・ヘイグが亡くなったって言われた。ショックだったが、残念なことに予期せぬことではなかった。シドの具合、彼が闘っていることは長いこと、知ってた。この1年、彼がコンベンションに出席している写真を見て、多分、彼はやっつけたんだろうって思ったが、先週、病院に戻ったとき、俺は最悪なことを恐れてた」「俺は子供のころから彼のファンだった。初めて彼に会った日のこと、はっきりと覚えてる。ユニバーサルのコスチューム・ビルディングだった。シドが小さすぎるクラウンのスーツを着て、楽屋から出てきた。挨拶交わし、俺ら、サイズが合っていないそのスーツ姿がどれだけ滑稽か、笑い出したんだ」「キャプテンは往ってしまった…でも、彼が忘れられることはない。シド、安らかに」と、追悼の言葉を寄せた。





ヘイグはホラー映画に加え、クエンティン・タランティーノの『ジャッキー・ブラウン』(1997年)、『キル・ビル Vol.2』(2004年)など、多くの映画に出演し、その鬼才ぶりを発揮してきた。

Ako Suzuki
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