オフスプリング、解雇をめぐりベーシストが他のメンバーを訴える
オフスプリングのベーシストだったグレッグK(グレッグ・クリーセル)が、公正な補償なしでバンドを追い出されたと、フロントマンのデクスター・ホーランドとギタリストのヌードルズ(ケヴィン・ワッサーマン)を訴えた。
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クリーセルは、「対等な立場にある自身の権利や権限が無視、軽視され、30年以上結ばれていたパートナーシップ契約に違反し、ビジネスやビジネスの機会、資産を奪おうとの陰謀を企てている」と、ホーランドとワッサーマンを相手に訴訟を起こした。
『Forbes』誌によると、これに対し、ホーランドとワッサーマンは、クリーセルの主張を全面否定し、交差訴訟を起こしたという。2人は、2018年11月1日、クリーセルにバンドを去るよう告げ、彼が所有するOffspring, Incの株の購入やバンドの資産、印税などの支払いを申し入れたが、クリーセルは交渉を打ち切り、訴訟を起こしたと話している。
クリーセルはこの数ヶ月、オフスプリングの公演に参加しておらず、当初はノー・ダウトのトニー・カナルが、現在は元H2Oのトッド・モースがベースをプレイしている。
Ako Suzuki