NASA、火星で転がった石を“ローリング・ストーンズ・ロック”と命名

ポスト
(C)Kevin Westenberg

NASAジェット推進研究所は、火星にある1つの石を“ローリング・ストーンズ・ロック”と名付けた。

◆“ローリング・ストーンズ・ロック”関連画像、動画

木曜日(8月22日)、ジェット推進研究所があるカリフォルニア州パサデナにて開かれたザ・ローリング・ストーンズの公演で、パフォーマンス前に、俳優のロバート・ダウニー・Jr.からこの特別発表があった。



この石はゴルフ・ボールよりやや大きなサイズで、2018年11月26日、内陸調査のため宇宙探査機が着地した際、エンジンに煽られ約1メートル転がったと考えられている。翌日、その痕跡がとらえられた。宇宙探査機の着地により岩石(ロック)が転がる(ロール)現象で、NASAがこれまで目にした最も長い距離だったという。

NASAジェット推進研究所はそのイメージと実物の石の映像/画像を公開している。



ザ・ローリング・ストーンズのメンバーは、「Stones No Filterツアーのパサデナ到着を祝う、なんて素晴らしい出来事だ。僕らの長く波乱に満ちた歴史の中でも、これは間違いなく画期的なことだ。これを実現してくれたNASAのみんなに深く感謝する」と、コメント。「今夜は飛びっきり素晴らしい! ロバート・ダウニー・Jr.、僕らとこれを祝ってくれて、ありがとう。そして@NASA @NASAJPL @NASAInSight @MarsCuriosityのチームのみんな、ありがとう。#marsrocks」ともツイートしている。



Ako Suzuki
この記事をポスト

この記事の関連情報