ローランド、プロ・クオリティのDJ機能を備え音響ミキサーの役割も果たすDJコントローラーを発売
ローランドから、本格的なDJプレイを行うための機能を備えながら、さまざまな環境での音響調整に役立つ、軽量で可搬性に優れたDJコントローラー『DJ-707M』が8月31日(土)に発売される。
DJとしてだけでなく会場全体の音響に関する調整を担当することが一般的な「モバイルDJ」は、DJ機材に加えて、音響用ミキサーなどの機器を準備する必要があり、この手間は悩みの一つ。『DJ-707M』は、このような「モバイルDJ」のニーズに応える設計が施されている。
『DJ-707M』は、2系統の高音質マイク入力端子を装備。音を補正するEQ機能やエコーなどのエフェクト(音響効果)も搭載しているため、イベントでのMCやアナウンス、歌のパフォーマンスにも便利。マイク2系統に加えて5系統の入力を持ち、パーティーでのバンド演奏、スマートフォンに保存した音源の再生のほか、幅広い用途に対応できる。また3系統の出力端子を備え、系統ごとに音量の調整とEQなどの設定が可能。そのため、会場の規模や状況に応じてメインのスピーカーとモニター用のスピーカーほか、それぞれの出力に最適な音響の調整を行うことができる。
『DJ-707M』は2系統のUSB接続に対応。メインのパソコンに加えてバックアップ用のパソコンを準備しておけば、トラブルが発生した際にも安心。また、イベントの会場や内容に合わせて音声入出力を調整し、その設定を保存しておくことができる「シーンメモリー機能」を搭載。その時々の状況に合わせて何度も調整作業をする手間を省き、スムーズなイベントの進行に役立つ。
1台でプロの要求に応える高い性能と多彩な機能を搭載しながら、わずか3.5kgと軽量。474 x 331 x 73mmのコンパクトサイズで可搬性に優れ、筐体は持ち運びを想定した頑丈な設計になっている。
7系統の入力を持ち、スマートフォンやキーボード、ターンテーブルなど外部機器の接続にも対応、幅広いセッティングが可能。また、パソコンを使わない場合に単独でミキサーとして使用することも可能だ。出力については、任意の割り当てが可能な3系統を装備。系統ごとに音声のレベルやEQなどの設定が可能。2系統のUSB端子には、2台のパソコンを接続可能。複数のDJがプレイする際にも、音楽をストップすることなくスムーズな交代が可能になっている。
『DJ-707M』では「Serato DJ Pro」のフル・バージョンを使用可能。本体トップ・パネル上の専用つまみ、フェーダー、ボタン、スクラッチを行うプラッターなどは、操作性を考慮して使い勝手良く配置されている。カラフルに光るパッドは「HOT CUE」、「LOOP」ほかのモードを切り替えて操作でき、多彩なパフォーマンスを可能にする。
『DJ-707M』には、リズムマシン「TRシリーズ」の象徴的なサウンドを使用したプリセットのリズムが搭載されている。リズム・サウンドを組み合わせることで既存の楽曲の雰囲気を変えて、独自のDJプレイを行うことができる。
製品情報
価格:オープン価格(市場想定売価 114,000円前後 税込)
発売日:2019年8月31日(土)
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