V-MODAからプロのトラック・メイカーがモニターに使えるハイレゾ対応ヘッドホン「Crossfade M-100 Master」
DJに人気の高いヘッドホン・ブランドV-MODAからハイレゾ対応のオーバーイヤー・ヘッドホン最新モデル「Crossfade M-100 Master」が登場。ローランドより7月13日に発売される。
「Crossfade M-100 Master」のコンセプトは「クリエイター・ファースト」。最新のトレンドやテクノロジーをふまえて「Crossfade M-100」をブラッシュアップ。楽曲を制作するプロデューサーやDJに最適な新しいサウンドを作り出した。
「Crossfade M-100 Master」では、スピーカー部にあたるドライバーを新たに設計。日本製CCAWコイル(銅クラッドアルミ線)を使用した大口径の50mmデュアル・ダイアフラム・ドライバーを搭載した。CCAWコイルは、アルミ線の表面を薄く銅で覆った線材で、導電性に優れるほか軽量化により物理的に振動レスポンスが向上するため、音の再現性が高まり、よりワイドレンジでクリアな音質になるのが特徴だ。
「Crossfade M-100 Master」は高精細のハイレゾ音源にも対応。厚みのある低音域から40kHzの高音域まで、幅広いレンジのハイレゾ音源をクリアかつ立体的なサウンドで再現する。
スタイリッシュなデザインと高い機能性の両立も大きな特徴。イタリア・ミラノで細部にも妥協せずファッション性にこだわりデザイン。人間工学に基づいた構造で、柔軟性に優れ長時間の使用でも負担が少ないSteelFlexヘッドバンドを採用し、包み込むような心地よい装着感を実現した。頭部に直接触れる箇所には、ヴィーガン・レザーを使用。従来製品より劣化に対する耐性が高められた。また、イヤー・クッションには耳の周りをすっぽりと覆う大きなサイズの素材を採用。断面を丸型から四角に変更することで密閉性を向上、聴きたいサウンドに外部のノイズが混ざることを防ぐ。
ヘッドホン左右両方にオーディオ入力端子を備えるなど、音楽制作シーンで評価されてきた機能も継承。チューニング・プロセスにはローランドのエンジニアが参画、最新のトレンドに沿ったプロのトラック・メイカーがモニターに使える音質を実現している。
感度は105dB/mW(1kHz時)、インピーダンスは32Ω、周波数特性5~40,000Hz、マイク感度は-42db(1kHz時)。入力端子はステレオ入力×1系統を用意(ヘッドホン左右に同一入力を搭載、排他利用)。プラグはステレオ・ミニ(24K金メッキ)。付属品は1ボタンSpeakEasyケーブル(マイク付ケーブル)、SharePlayケーブル、変換プラグ(3.5mm→標準プラグ)、専用セミ・ハード・シェルケース(カラビナ付)、V-MODAロゴ・ステッカー。
製品情報
価格:オープン(市場想定売価 税込 35,000円前後)
発売日:2019年7月13日
この記事の関連情報
BOSS、豊かな低域を実現するギターアンプ「KATANA-MINI」の上位モデルを発売
ローランド、KDJ Recordsとのコラボによるサンプラー「SP-404MKII」の限定モデルを発売
打撃音と振動の発生を75%軽減したローランド史上最も静かな電子ドラムを発売
ローランド、いい音、軽量、簡単操作のライブ用シンセサイザー 3機種を発売
ローランド、ポケットサイズの電子楽器「AIRA Compactシリーズ」に本格的機能のサンプラーが登場
BOSS、ユニークなサウンドと新機能を搭載したディレイ・ペダルを発売
ローランド、プロ・ミュージシャン愛用のステージピアノ新モデル2機種を発売
BOSS、磨き抜かれた「Tube Logic」により表現力が大きく向上した「KATANA」の新モデル7機種を発売
ローランド、「FANTOMシリーズ」がアップグレードして登場