メタリカ、ザ・ローリング・ストーンズからの誘いがきっかけで危機脱出

ポスト

メタリカは、2004年ごろバンド内が上手くいっておらず、1年ほど活動を停止している状態だったが、ザ・ローリング・ストーンズから誘われたのをきっかけに、再び動き出すことができたそうだ。

◆メタリカ画像

ラーズ・ウルリッヒは、現行のツアーで訪れた英国の新聞『The Sun』紙のインタビューでこう話した。「あの時期(2004年)は俺らにとってイージーだったとは言えない。あの後、俺らは境界線ってものやどこに自分らの地雷があるのか学んだ。俺らがちゃんとした休みを取ったのはそれが最後だ。俺らは14年間、バンドを休業していない。でも、あのときは1年くらい姿を消してた」

「そしたら、ザ・ローリング・ストーンズから連絡があって、“カリフォルニアの僕らの公演でプレイしないか”って言われたんだ。俺ら、まあ承諾したよ。ストーンズにノーなんて言わないだろ。このおかげで、俺らは再び動き始めた。オフィスでのチームだろうが、ロックンロール・バンドの仲間だろうが、どこかの時点で、どうやったらチームとして上手くやっていけるか、その答えを見つけなくてはならない。気にしないなら、去ればいい。そのほうが簡単だ。でもラッキーなことに、俺らは自分らやファンのために上手くいく方法を見つけようとするほど、メタリカを大切に思っていた。そうできて、俺はハッピーだよ」

メタリカは、2005年11月13、15日にザ・ローリング・ストーンズの<A Bigger Bang>ツアー/サンフランシスコ公演に参加した。メタリカのライブは約1年ぶりで、その年はこの2公演しか行っていない。1982年からこれまでにメタリカの年間の公演数が一桁だったのは1995年(5公演)、2002年(2公演)、2005年(2公演)しかない。

Ako Suzuki
この記事をポスト

この記事の関連情報