スキッド・ロウのメンバー、セバスチャン・バックの『Skid Row』公演に興味なし

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セバスチャン・バックがスキッド・ロウの1stアルバム『Skid Row』のリリース30周年を記念し、全曲をプレイするツアーの開催を発表し、ラジオでオリジナル・メンバーの参加を呼び掛けたが、そのメンバーの1人、デイヴ・スネイク・セイボは興味がないそうだ。

◆スキッド・ロウ画像

セバスチャンは今月初め、米SiriusXMの『Trunk Nation』に出演した際、「このアルバムは世界中のみんなにとって身近で大切な存在だ。俺はそれを、このツアーを発表したことで実感してる。クレイジーだよ。人々は大興奮してる。いまこの場で、俺はスキッド・ロウのオリジナル・メンバーに言いたい。それはこの世に5人しかいない。俺らみんな、どの5人がこのアルバムを作ったのか知ってる。俺から彼ら全員へのオープン・インビテーションだ。ステージに上がり、ジャムしたくないか? 実現するとは予測していないが、俺は投げかけるよ」と話していた。

これに対し、週末(6月15日)、フィンランドの『Kaaos TV』に出演したセイボは「ああ、聞いた」と答え、リユニオンについてどう思うかと問われると「俺は俺のバンドと活動中だ」、それはやりたくないという意味かとの質問には「ノーだ。これがスキッド・ロウだ。これが、俺がやっていることだ」と話したという。

オリジナル・メンバー5人による『Skid Row』全曲プレイは実現しそうにないが、スキッド・ロウの現メンバーによる同作全プレイは将来あるかもしれない。セイボはこう話した。「何年か前、メタリカが『Master Of Puppets』を最初から最後までプレイするのを観た。素晴らしかったよ、ホントに。俺らもどこかの時点で、多分やると思う。話したことあるんだ。でも、それで終わってた。俺ら、バンドの歴史全てを網羅するセットリストにしたいからだと思う。でも、『Slave To The Grind』かファーストを全てプレイするってアイディアに俺は乗り気だ。すごく楽しいと思う」

アルバム『Skid Row』をフィーチャーしたセバスチャンの<Sebastian Bach 30th Anniversary>ツアーは、8月29日から11月2日まで北米で45公演が開催される。

Ako Suzuki
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