ノエル・ギャラガー「国民投票の結果が気に入らないなら、北朝鮮へ行け」

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ブレグジットを巡り混乱中の英国──ノエル・ギャラガーは、イギリスが欧州連合から離脱するのに反対だったものの、国民投票で決まったことに対しいまさら異を唱えている人々には我慢ならないそうだ。

◆ノエル・ギャラガー画像

彼は『Manchester Evening』紙のインタビューで、「ブレグジットに投票したことより酷いことが起きてる。結果をひっくり返そうという動きがある」「民主的なプロセスに関わっておいて、その結果が気に入らないっていうなら、北朝鮮へ行け」などと話した。

ノエルは、まさか離脱に投票する人がこれほど多いとは思わず、国民投票に参加しなかったことを後悔しているという。「俺は(国民投票の日)、“投票所なんか行かなくたっていいだろう。誰がヨーロッパから離脱するほうに投票するんだ? バカげたアイディアだ”って思ってた。それが次の日どうだ」

「でも、その後に起きていることは恥さらしだ」「誰も満足しちゃいない。でも、そう決まったんだ。俺は投票しなかった自分にムカついている。行かなかった人は多かっただろうよ。彼らは、離脱するほうに投票する人がいるなんて思わなかったから行かなかったんだ。バカらしい考えだ。でも今、俺は離脱するほうに投票した人たちの権利を擁護する」

そして、離脱後について、こう予測した、「ホントに悲しい時代だよ。でも俺が思うに、最終的に離脱したとき、少しは混乱するだろうが、やがて平常に戻る。誰も、グレートブリテンを世界からのけ者にしようとするわけがない。俺らはファッキン・ブリリアントだからな。この国には他に素晴らしいことがいっぱいある。離脱しても俺らは奈落の下へ落ちるわけじゃないと、俺は思う」「ただ、いま人々が分裂しているのは悲しいよ」

ノエルはこのインタビューで、英国の最大野党、労働党のことも強い言葉で批判した。

Ako Suzuki
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