ストーン・サワーのR・マイヨルガ、ヴィニー・ポールの代わりは「光栄だけどほろ苦い想い」

ポスト

ヘルイェーのツアーに、故ヴィニー・ポールの代わりに参加するストーン・サワーのドラマー、ロイ・マイヨルガがその心境を語った。

◆ロイ・マイヨルガ画像

マイヨルガは先月、ヴィニーを追悼し米ラスベガスで開かれた公演で、ヘルイェーと初パフォーマンスした。

デトロイトのラジオ局101 WRIFのインタビューで、ヘルイェーとプレイすることになった経緯について問われた彼はこう話した。「(ストーン・サワーの)コリィ・テイラーと(ヘルイェーの)チャド・グレイが話した。それで、俺らが話し合ったんだ。クールだよ。そうやって決まったのはクールだ。彼らの役に立ち、俺らのブラザー、俺らの友人ヴィニーを称えることができ、俺はハッピーだ。光栄だよ。ほろ苦いけど。考えるだけでも悲惨だ。彼がもうここにいないなんて…。ちきしょう! 俺にとっては衝撃だ」

マイヨルガは1998年英国で開かれた<Ozzfest>で、初めてヴィニーに会ったという。「俺は当時、ソウルフライでドラムをプレイしてたんだ。フェスでパフォーマンス中、水を飲もうと振り返ったら、3メートル先にヴィニーがいた。彼はあの笑顔を見せ、“イェー!”って言ってくれたんだ。以来、友人だった。本当にクールな人だったよ。すごいエネルギーだった。彼が俺のパフォーマンスを見ていたって知り、俺はもっと上手く、もっとハードにプレイしようって務めた。彼は俺に大きな影響を与えた」

ヘルイェーは9月に3年ぶりの新作『Welcome Home』を発表し、7~8月に北米ツアーを開催する。ヴィニーは2018年6月に亡くなる前にドラムのパートをレコーディングしており、『Welcome Home』はヘルイェーが彼と制作した最後のアルバムになる。

Ako Suzuki
この記事をポスト

この記事の関連情報