J・プリーストのI・ヒル「ティム・オーウェンズ時代のアルバムが売ってないのは残念だ」

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元ジューダス・プリーストのヴォーカリスト、ティム“リッパー”オーウェンズが最近、彼が在籍していた時代に制作したジューダス・プリーストのアルバムが消えたと嘆いたことに、イアン・ヒル(B)が「残念だ」と応えた。

◆ティム・オーウェンズ画像

オーウェンズは1996~2003年にバンドに在籍し、2枚のアルバム『Jugulator』(1997年)と『Demolition』(2001年)をレコーディングした。オーウェンズによると、この2枚はストリーミング・サービスも含め、現在、手に入りにくい状況だという。彼は2月、『Rock Talk With Mitch Lafon』に出演した際、「俺が問題にしてるのは、俺はあれらのアルバムを買いたいってとこなんだ。自分で購入し、俺のコンサートで売りたいとさえ思ってる。でも、それができない。消えちまったようなものでさ」と話していた。

Mitch Lafonはこれに対し、ヒルが同番組に出演したとき、権利の問題なのか、それともあの時代を葬ろうとしているのかと質問。ヒルはこう答えた。「奇妙だ。ホントだよ。だって、あれらのアルバムにはいい曲があるからね。それに、リッパーは凄いヴォーカリストだ。彼は『Jugulator』と『Demolition』で素晴らしい仕事をしてくれた。あれらがなんで売っていないのか、俺らは無関係だ。それは言っておく。レコード会社と誰であれ、権利を持つ人の間の契約上のことなのか、俺は知らない。でも、残念だ。いい曲があるからね。バンドとして、あれはいまだってジューダス・プリーストだ。トレードマークのラインナップじゃないのはわかってる。それでもなお、ジューダス・プリーストだ。だから、ガッカリだよ…もし、手に入らないのであれば。本当にそう思う」

オーウェンズは、別のインタビュー(『Focus On Metal』ポッドキャスト)で、ロブ・ハルフォードが「Burn In Hell」「Bloodsuckers」を歌うところを観たいと話し、「いまのロブは驚異的だ。歌がすごくいい」とハルフォードを称賛した。

Ako Suzuki
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