【ライブレポート】MINT mate box、初ワンマンツアー最終日「想像出来ない景色です」
MINT mate boxが4月29日、Shibuya WWW Xにて<1st One Man Live “J.E.T.”>のファイナル公演を開催した。同ツアーは梅田Shangri-Laを皮切りに全国6都市をまわる初のワンマンツアーとして行われたものだ。その最終日のオフィシャルレポートをお届けしたい。
◆MINT mate box 画像
ツアータイトル<J.E.T.>になぞらえるカタチで、mahocato(Vo/G)の搭乗アナウンスによるSEでステージに登場するなど、オープニングから遊び心を加えての演出は彼らならでは。そしてパワーポップチューン「君のことで悩みたい」で口火を切ったライブは、新曲「present」を畳み掛けるようにつなげ、一気にテンポアップしていく。
「正直、2年前の自分たちでは想像出来ない景色です。来てくれて本当に嬉しい」──KJ (G)
これは、普段寡黙なリーダーが最初のMCで語った言葉だ。初ライブから約2年で初めて行われるワンマンツアーだけに試行錯誤しながらも、程よい緊張感と向上心持って重ねてきたステージは、この夜の3人の表情が物語るように生き生きとしている。
そしてライブ終盤の「ミント」「リサイクル」ではコール&レスポンスやタオル回しがフロアに巻き起こり、会場熱量と一体感をますます上げていった。本編ラストを飾るのは4th E.P.「Highlight」のリード曲「hanabi」。「今ある何気ない一瞬、その1秒をもっと大切にして欲しい」との言葉をもって本編を締めくくった。
アンコールでは、mahocatoが「終わってしまうから歌いたくない……」とつぶやきながら、代表曲「メイクキュート」「メモリ」を披露。さらに、本番前の楽屋打ち合わせ時に「どうしてもやりたい」と懇願したという「スタート」を追加して、初のワンマンツアーが全行程を終えた。
なお、このアンコールでは、昨年、The Floorを迎えて行った夏の企画ライブ<COOL MINT LIVE>の第2弾を7月2日に開催することが発表となった。チケットのオフィシャルHP先行は5月12日まで。ゲストなど詳細は追って発表される予定だ。
撮影◎二瓶彩
■<MINT mate box 1st One Man Live “J.E.T.”>2019年4月29日(月・祝)@東京・Shibuya WWW Xセットリスト
02. present
03. カセットテープ
04. 走れ
05. アシンメトリー
06. 漫画でもないような話
07. スロー&スロー
08. なんでばかりの恋
09. シャッター
10. ラブラブファイヤー
11. 恋の殻
12. ストリート
13. トワイライト
14. oversized
15. ミント
16. リサイクル
17. hanabi
encore
en1. メイクキュート
en2. メモリ
en3. スタート
■MINT mate box 夏の自主企画ライブ<COOL MINT LIVE vol.2>
open18:30 / start19:00
Guest:coming soon
▼チケット
ALL STANDING ¥3,500(税込)
【オフィシャルHP先行】
受付:5/1(水祝)12:00-5/12(日)23:59
https://l-tike.com/st1/mintmatebox0702
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