ボズ・スキャッグス、来日直前インタビューが到着

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いよいよ5月から約4年ぶりの来日公演がスタートするボズ・スキャッグス。5/5(日・祝)の仙台を皮切りに、東京、大阪、広島、名古屋の5都市7公演が予定されている。今回の来日直前のインタビューでは、ツアーの見所や、気になるセットリストの内容、日本のファンへのメッセージなど語ってもらったが、ウィリー・ウィークスを要するバック・バンドは”今までで最高”と称するなど、既に気合十分のようだ。

──『アウト・オブ・ザ・ブルース』を携えたツアーになりますが、今回の来日公演の見所を教えて下さい。

ボズ・スキャッグス(以下、ボズ):今回のツアーは過去にやってきた事と同じようなものだけど、新作の『アウト・オブ・ザ・ブルース』からプレイする楽曲や、素晴らしいバック・バンドと共にパフォーマンスをしているという点では、特別なツアーになっていると思う。バンドとは昨年の6月から一緒にいて、今までで最高のミュージシャンを集められたと思っているよ。もちろん、新曲を披露することができるのも嬉しいけど、とにかく日本のファンの前でプレイするのが楽しみだよ。

──セットリストはどのような構成になりますか? 昨年のツアーのセットリストを見ると「Silk Degrees」からの楽曲も沢山パフォーマンスしているようですが。

ボズ:今回のセットリストは過去のツアーに近いものになっているよ。みんながCDやレコード、ラジオで慣れ親しんでいる自分の曲をフィーチャーするのが好きなんだ。日本で非常に人気の『シルク・ディグリーズ』、『ミドル・マン』の楽曲もファンと親密になれるからプレイするのはいつだって楽しいよ。でも、ニュー・アルバムからのブルースの曲をプレイするのももちろん大好きで、後はバランスを取って他のアルバムからもプレイするし、毎晩セットリストは変えるつもりだよ。日本のファンのためにプレイすることが何よりも楽しみなんだ。

──ソロデビューから50年以上が経ちました。キャリアを通じて、常に新しことに取り組んで、その都度多くの評価を得ていますが、音楽に取り組む上でずっとポリシーにしていることがあれば教えて下さい。

ボズ:私はただ音楽の直感に従っているんだ。長い間、その直感から全てを学んできたよ。私は様々なジャンルの音楽が好きで、自分自身、様々なことをあえて挑戦してきたんだ。音楽のジャンルごとにそれぞれのスタイルが確立されていて、それらをミックスして一つにまとめ上げる。それが自分のスタイルだと思う。

──ソウル&ブルースのアルバム3部作が完結しましたが、次のアルバムの構想はありますか?

ボズ:直近のアルバムを“3部作”と言っているのは、私がR&Bやブルースを聞いて育ってきて、そのミュージシャンやソングライターに敬意を表するためなんだ。次回作はオリジナルの要素が増えると思う。少しずつオリジナルの素材をまとめようと思っているよ。もう少しバランスを取った作品になるんじゃないかな。実際はどうなるかはわからないけど、今はそう考えているよ。

──最後に来日公演を待ちわびている日本のファンにメッセージをお願いします。

ボズ:日本のツアーはいつも大好きなツアーの一つだよ。アメリカ以外だと特にお気に入りの場所で、今まで何回も旅行に行ったりツアーをしている。そして、自分が今までやってきた様々な音楽のスタイルを、いつも素晴らしいオーディエンスが何度も歓迎をしてくれている。本当にこの美しい国が好きで、いつも新鮮な気分にしてくれる。日本に行くたびに学ぶことが沢山あるから、文化や人々を少し深く理解できてきたよ。私にとって日本に行くことはいつも特別なことなんだ。また日本に行くことをとても楽しみにしているよ。

photo:Chris Phelps

ライブ・イベント情報

<BOZ SCAGGS out of the blues tour>
【仙台】
5月5日(日) 仙台サンプラザホール
問い合わせ:ニュース・プロモーション 022-266-7555

【東京】
5月7日(火)・8日(水)・9(木) Bunkamuraオーチャードホール
問い合わせ:ウドー音楽事務所 03-3402-5999

【大阪】
5月11日(土) オリックス劇場
問い合わせ:大阪ウドー音楽事務所 06-6341-4506

【広島】
5月13日(月) 広島JMSアステールプラザ 大ホール
問い合わせ:YUMEBANCHI 夢番地(広島) 082-249-3571

【名古屋】
5月14日(火) 名古屋市公会堂
問い合わせ:CBCテレビ事業部 052-241-8118

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