エルトン・ジョン、V&A博物館に彼の名を冠したギャラリー誕生
英国ロンドンにあるヴィクトリア&アルバート博物館は、新たにフォトグラフィー・センターを設立するにあたりエルトン・ジョンから多大な寄付があったことに感謝し、館内の一角、以前はギャラリー101と呼んでいたところを、エルトンと彼のパートナー、デヴィッド・ファーニッシュの名を冠し<The Sir Elton John and David Furnish Gallery>とした。
◆エルトン・ジョン画像
エルトンとのパートナーシップは今後も続き、彼は展示物の監修を行なったり、彼個人の写真コレクションも展示されるという。エルトンの写真コレクションは7,000点にも及び、マン・レイ、ベレニス・アボット、ドロシア・ラング、エドワード・スタイケン、シンディ・シャーマンらの作品を収集しており、2016年には同じくロンドンにある国立近現代美術館テート・モダンで特別展<The Radical Eye: Modernist Photography from the Sir Elton John Collection>が開かれ、その中の150点ほどが公開された。
エルトンはヴィクトリア&アルバート博物館との提携に「ワクワクする。僕が収集し始めたときとそうだったように、人々がこの場に足を踏み入れ、写真に対し興味や敬意の念を抱いてくれることを願ってる」と、コメントしている。
フォトグラフィー・センターは今年10月にオープン予定。
エルトン関連ニュースとして、彼のバイオグラフィ映画『Rocketman』が、来月16日、カンヌ国際映画祭でプレミアされることが決まった。映画はその後、英国で5月24日、アメリカで5月31日から劇場公開される。
Ako Suzuki
この記事の関連情報
エルトン・ジョン、<グラストンベリー・フェス>ライブ映像を公開
エルトン・ジョン&バーニー・トーピンを称え、メタリカ、J・ミッチェルらがパフォーマンス
エルトン・ジョン、エイズ基金の慈善イベントで16億円の寄付を集める
エルトン・ジョン、エミー賞受賞で19人目のEGOTに
エルトン・ジョン、2023年のお気に入り15曲を紹介
ポール・マッカートニー、エルトン・ジョンら、『スパイナル・タップ』の続編に出演
エルトン・ジョン「みんなの度肝を抜くアルバムを完成」
ロックの殿堂2023、パフォーマーのラインナップ第1弾を発表
ザ・ローリング・ストーンズの新作にビル・ワイマン、レディー・ガガ、エルトン・ジョンらゲスト参加