「香り」の＜TOP NOTE＞、第2回目のテーマは「皆を元気にする」

4月23日（火）TSUTAYA O-nestにて、光と音のみならず「香り」を演出するという新たな試みとなるライブシリーズ＜TOP NOTE＞の第2回公演が開催となる。これからの活躍が期待されるアーティストにフォーカスしており、今回の出演ラインナップは、Absolute Area、osage、Sunrise In My Attache Caseという3アーティストだ。


トップノート（top note）とは、香水をつけて最初に感じる香りを指す言葉だが、今回の会場となるTSUTAYA O-nestで香るのは「シエナ」「フレッシュウォーター」と名付けられた2種類のフレグランスで、これは「皆を元気にする香り」をテーマに選出されたものだ。出演3バンドとも「皆を元気にする」というテーマを念頭にパフォーマンスを繰り広げるのが特徴で、Absolute Area「お客さんと一緒に盛り上がれるライブがしたいです」、osage「osageの歌詞は日常生活や恋愛に対してどこか憤り悩みを抱えている人に対して歌っています。ですので元気にするとまでもいきませんが、少しでも勇気づけたいです」、Sunrise In My Attache Case「誰よりも自分達が1番楽しみ、見てる皆も必ず元気にします」と、それぞれに力強いメッセージを寄せている。

各バンドとも「皆を元気にする」にぴったりな楽曲もあり、“新しい世界に飛び込んで行く前向きなヒロインを歌った春にぴったりな楽曲”というAbsolute Area「Girl」や、“誰もが経験するさよならにショックを受けるのではなく、前向いてれば絶対に良いことがあるよ”と歌うosage「セトモノ」、“夏を先取りするような爽快な”Sunrise In My Attache Case「Tell Me Why」といった作品も、当日披露されるかどうかも楽しみなところだ。

“電車の中であの子の匂いを見つけると無意識に辺りを見渡してしまう（Absolute Area）”とか、“好きだった人とか、幼い頃の思い出をふとした瞬間に思い出して泣いてしまうこともある（osage）”、“香りから風景や景色を思い出す（Sunrise In My Attache Case）”など、ミュージシャンというアーティスト活動においても「香り」は重要なキーワードになるシーンが多いようで、＜TOP NOTE＞というライブシリーズが、未来の作品作りや新たなクリエイティビティへの刺激となれば、ライブを楽しんだオーディエンスとの関係性もより絆の深いものになることだろう。


「記憶と匂いには深い関わりがあると思っていて、いつか同じ香りと出会った時に思い出してしまうようなライブになると思います。音楽ライブに香りを追加するという演出はとても魅力的で、面白いと思いました。そんな新たな表現の場に参加できることにとてもワクワクしています」──Absolute Area


「「香り」って情景が思い浮かぶと思うんです。好きだった人、懐かしい風景とかふとした瞬間に同じ香りを嗅いだ時にハッとすると思うんです。ですので今回osageのライブに香りが加わって、いつかその光景をどこかで思い出してほしいと思います。僕たちにとって3マンは初めてです。長尺でのライブは久しぶりなのでとても楽しみです。普段演奏しない曲も披露したいと思っています。楽しみにしていてください」──osage


「僕らは海や山と言った景色感が見える楽曲作り、ライブを心掛けているのですが、そこに『香り』が加わり、更に壮大なライブになると思います。自分達も楽しみです。『香り』『景色』を感じるライブを堪能して下さい」──Sunrise In My Attache Case