AC/DC、エンジニアがスタジオでの活動を認める
昨年夏、AC/DCのメンバーがカナダ・バンクーバーのスタジオで目撃され、ニュー・アルバムの制作に取り掛かっているのではと噂/期待されたが、彼らと一緒だったエンジニアのマイク・フレイザーが「スタジオに入り何かをしていた」と認めた。
◆AC/DC画像
『Mastering Music Mastering Life』のインタビューで、AC/DCの新作について問われたフレイザーは、「ああ、そうだ。彼らがスタジオに入り何かしてたってことは言えるよ。それがどうなるかってことはまだ話せない」と答え、ブライアン・ジョンソンが歌っているのかとの質問には「そう思うよ(笑)」と返した。
AC/DCが『Stiff Upper Lip』(2000年)、『Black Ice』(2008年)、『Rock Or Bust』(2014年)をレコーディングしたWarehouse Studioでは、昨年8月、アンガス・ヤングとスティーヴィー・ヤング、ブライアン・ジョンソンとフィル・ラッドにフレイザーの姿が相次いで目撃されていた。
LA出身のデスメタル・バンド、テロライザーのメンバーは今年1月、空港でジョンソンに会い、「俺ら、彼がAC/DCのニュー・アルバムに参加しているって噂について訊いてみた。彼は“イエス”、それに“否定するのにウンザリしてる”って言ってた」との逸話をFacebookで明かした。
また『Jam Magazine』は、新作は2017年に亡くなったマルコム・ヤングに捧げるもので、全ての収録曲でマルコムが生前レコーディングしていたリズム・ギターがフィーチャーされると伝えている。
Ako Suzuki