ローランド、デジタル機能やアプリで楽しく練習、初めて触れる子供にもぴったりな家庭用デジタルピアノ

モダンで洗練されたデザイン、こだわりの音と鍵盤タッチ、デジタルならではの機能で、本格的なピアノを身近に楽しめるエントリークラスの家庭用デジタルピアノ「HPシリーズ」の新モデルが登場。「HP704」「HP702」が4月20日に発売される。

「HP704」「HP702」は、暮らしのなかでピアノを身近に感じられるようデザインや性能において随所にこだわりを盛り込んだデジタルピアノ。数々の国際的なデザイン賞を受賞した上位モデル「LX700シリーズ」の洗練されたデザインを継承、家庭のリビングをモダンに演出する。また、エントリーモデルとして購入しやすい価格ながら、従来の同クラスのデジタルピアノにはなかったグランドピアノの豊かな響きを再現するモデリング音源、鍵盤、ペダル、立体的な音場感などにより、繊細で豊かな表現が可能。ピアノ初心者が上達した後も買い替えることなく満足して演奏が楽しめる。


初めてピアノに触れる子供にもオススメ。400曲を超える多彩なジャンルの内蔵曲にはオーケストラの伴奏付きの曲も多数用意。より楽しくピアノを演奏できる。音符を覚える練習に役立つ、鍵盤を弾くと「ドレミ」の音名が鳴る音色も搭載する。Bluetoothオーディオ／MIDIにも対応しているので、音楽サイトの好きな曲をバックに演奏したり、レッスン動画と合わせて楽しく練習することも可能だ。

蓋を開けると自動で電源が入ったり、操作ボタンを子供の手が届きやすいパネル中央に配置するなど、子供にやさしい設計になっているのもポイント。本体カラーは、インテリアになじむダークローズウッド調、ライトオーク調、ホワイトの3色をラインナップする。


デジタルピアノならではの機能として注目したいのが、iOS/Androidアプリ「Piano Every Day」。スマートフォンやタブレットを使って日々の練習をサポートしてくれる。70,000曲以上から好きな曲のデジタル譜面（有料）をダウンロードして練習したり、1週間で憧れの1曲に挑戦する「1 Week Master」や音あてゲームで、楽しみながらピアノに向かうことができる。


自分と同じタイプのピアニストが見つかる「Pianist Matching」もおもしろい機能だ。「Piano Every Day」は上位モデル「LX700シリーズ」向けに開発されたが、今回新たにAI技術を使った機能を追加。国立大学法人筑波大学 システム情報系　山際伸一准教授、国立大学法人大阪大学 産業科学研究所 河原吉伸准教授（研究当時、現 九州大学）により開発された、人の感じる音楽の感性を数値化し、演奏の類似性を数値で比較できる人工知能技術を使用した。対応した6曲のうち、ユーザーが録音した演奏（MIDIデータ）の打鍵タイミング、打鍵の強さ、音の長さにより、実在する特徴的な3名のピアニスト（「即興的ジャズピアニスト」「躍動的ポップスピアニスト」「正統派クラシックピアニスト」）との類似性を分析し、どのピアニストにマッチするかを導き出す。ユーザーは自分の演奏とマッチしたピアニストのキャラクターやお気に入りの内蔵曲を閲覧して、マッチングの結果をSNSに投稿することもできる。