ローランドのデジタルピアノ「LX700シリーズ」が「iFデザイン賞2019」と「レッドドット・デザイン賞2019」をダブル受賞

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▲iFデザイン賞とレッドドット・デザイン賞をダブルで受賞した「LX700シリーズ」。左から「LX708」(黒塗鏡面艶出し塗装仕上げ)、「LX706」(ダークローズウッド調仕上げ)、「LX705」(ライトオーク調仕上げ)。

ローランドの家庭用デジタルピアノ「LX700シリーズ」が、2つの国際的なデザイン賞を受賞。「iFデザイン賞2019」では「プロダクト」分野、「レッドドット・デザイン賞2019」では「プロダクト・デザイン」部門で受賞を果たした。

「iFデザイン賞」は、1953年に設立され、ドイツ・ハノーバーに拠点を置くiFインターナショナル・フォーラム・デザインが、毎年「プロダクト」、「パッケージ」、「コミュニケーション」など7つの分野で優れた作品の選定を行う。一方の「レッドドット・デザイン賞」は1955年、同じくドイツで設立され、ノルトライン・ヴェストファーレン・デザインセンターが、毎年「プロダクト・デザイン」、「コミュニケーション・デザイン」、「デザイン・コンセプト」の3つの部門で優れた作品を選定する。いずれも米国のIDEA賞とともに世界3大デザイン賞として知られる、国際的に権威のある賞だ。

今回、iFデザイン賞では52の国・地域からエントリーされた6,375の作品のなかから厳正な審査の結果、「LX700シリーズ」が「プロダクト」分野の「レジャー」カテゴリーにおいて受賞。レッドドット・デザイン賞では5,500以上の応募のなかから、「プロダクト・デザイン」部門で受賞した。

「LX700シリーズ」は、美しく、思わず演奏したくなるようなピアノをコンセプトにデザインされた。伝統的なピアノのフォルムを受け継ぎながら、キャビネットの上部から脚部に至るエレガントな曲線があたたかみを表現。シンプルでありながらモダンな美しさと存在感を放つピアノだ。


▲LX700シリーズは、各部に曲線を取り入れたエレガントなデザインが魅力。写真は「LX708」(黒塗鏡面艶出し塗装仕上げ)。

弦を叩くハンマーの音やピアノのボディとの共鳴など、アコースティックピアノのサウンドを生成するあらゆる要素を、独自の「ピュアアコースティック・モデリング・テクノロジー」によってきめ細かに再現。フロントパネル部に配置されたスリットから、ピアノ本体内で共鳴したサウンドを自然なニュアンスで響かせる独自の設計により、臨場感溢れるピアノの音色を楽しめる。また、新構造の鍵盤を採用した「LX708」と「LX706」は、グランドピアノ同様の滑らかな弾き心地で演奏できる。

最上位モデルの「LX708」は、開閉式の天板構造によりグランドピアノの大屋根を開けたような広がりのある音を実現。デジタルとアコースティックの価値が美しく融合された製品として評価を受け、「2018年度グッドデザイン賞」を受賞。今回の受賞とあわせて国際的に認められている3つのデザイン賞を獲得した。

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