【千歌繚乱インタビュー】ARTiCLEAR、「終わりを知っているからこそ…」

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BARKS主催のヴィジュアル系ライブイベント<千歌繚乱vol.20>が、3月25日に池袋EDGEで開催される。このイベントには5バンドが出演するが、その中から今回はARTiCLEARにフィーチャー。

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ARTiCLEARは2018年5月に解散したヴィジュアル系バンド・THE BLACK SWANの儿(Vo)、樹(G)誠(G)、2014年にSCREWを脱退し俳優やサポートベーシストとして活動してきたルイ(B)、AUTO-MODのドラマーや数々のアーティストのサポートドラマーを務めた多時(Dr)によるバンド。2018年12月に、始動を発表した。

今回BARKSでは、彼らにとって初となるインタビューを実施。バンドを始動させた理由から、彼らの音楽への向き合い方など、貴重な話を聞くことができた。3月5日の彼らの始動主催ライブ<ARTiCLEAR STARTING EVENT「終わりの始まり」>、そして<千歌繚乱vol.20>までに、ぜひご一読いただきたい。

※本記事は3月25日に池袋EDGEで開催される<千歌繚乱 vol.20>において、来場者限定で配布される「千歌繚乱 ARTIST BOOK」掲載のインタビューの一部を事前に公開するもの。「千歌繚乱 ARTIST BOOK」では各出演者への一問一答アンケートなど、より深い内容が掲載されている。

  ◆  ◆   ◆

――ARTiCLEARはどのように結成されたのでしょうか。

儿(Vo):これまで何個かバンドをやってきて、バンドって売れようとすると、色々とやりたくないこともしなければいけないという事実に葛藤を覚えて。音楽を始めたころに思い描いていたこととは違うなって思うことが多々あったんです。決して前のバンドや前の事務所を否定するわけではないんですが、解散が決まったときに、「もしまたバンドをやるんだったら、純粋に作品作りやライブに挑めるバンドがしたい」と思っていたんですね。

▲儿(Vo)

――まずそういった思いがあったんですね。

儿:で、これも言い方が難しいんですが、前のバンドではメンバー同士の方向性の違いと言うか、本当に僕とやりたいという人と、そうではない人がいて。バンド解散後に当時のメンバー5人で飲みにいったときに、みんなの今後の話をしていたんですが、樹と誠は本当に僕とやりたいと思っているなと感じて、ぼんやりと「またバンドする?」みたいな話をしました。そうしたらその翌日に昔から知り合いだった多時から、飲みに行きたいと電話があって。僕としては特に何も考えずに行ったんですが、なんとそこで「俺、儿くんとバンドやりたいんだよね」って言われたんです。

――多時さんはどうして儿さんに声をかけたんですか?

多時(Dr):儿が前のバンドが解散した時に書いたブログを読んだら、音楽に対するスタンスが似ているなって思ったんです。僕はちゃんとしたヴィジュアル系バンドを組んで、重くて、早くて、激しい音楽をやりたいと常々思っていたんですが、彼の解散ライブを見させてもらって「やっぱりこれだな、この人だな」って閃いたんです。

儿:まさか多時からそんなことを言われるとは思ってなかったから驚いた。で、ギターは樹と誠がいるし、「あれ、もうメンバーあとひとりじゃない?」ってなって(笑)。で、多時がルイだったら話はできるって言ってたから連絡をとってみたら、その翌日会えることになって。みんなそれぞれすごい忙しい時期だったんですけど、そこだけなぜか全員ぽっかり空いてたんですよね(笑)。

ルイ(B):最初多時くんから電話もらったときは、正直バンドをやる気はなかったんです。そもそもSCREWの時にバンドを始めたときの目標を達成してしまって、なんか自分の中で終わってたんですよね。ありがたいことにSCREWを離れてからもお誘いを受けることはあったんですが、自分の中にバンドをやる理由が見つからなかった。でも、このメンバーに会った時、なぜか面白そうだなって思ったんです。決め手って言われるとわかんないんですが、ただ直感で「この人たち面白そうだから一緒にやってみたいな」って感じでした。

▲樹(G)

――全員の予定がたまたま空いていたり、決め手はわからなくても惹かれたり…なんだか、運命的ですね。

儿:それもこの話って、前のバンドが解散してから一カ月後くらいのことだったんですよ。具体的にバンドをやろうって話し始めてからは1~2週間だったし。僕はいつかまたバンドができたらいいなってくらいのテンションだったから、こんなはずじゃなかった!って(笑)。

誠(G):想定外続き(笑)。

儿:でも逆に、決まるときってこんなものなのかなって。前のバンドを結成しようと思ったときなんか、いろいろ右往左往ありすぎて大変だったのを覚えているんですけど、バンドって実は簡単に決まることもあるんだなってことが率直な感想です。

――じゃあ、最初にバンドの構想があったというよりは、メンバーが集まってみてどんなバンドにするか決まった感じでしょうか。

儿:僕もキャリアが長くなってきましたが、結局やりたいことやわがままな部分って変わらないので、メンバーがそれを認めてくれるかどうかだけな気がします。ARTiCLEARに関して、無理矢理僕のエゴを押し付けるつもりはないけど、このメンバーならそれを何となく理解してくれるんだなって思います。だから「こんなバンドにしたい!」ってのも言ってないし、「こんな音楽をするぞ!」じゃなくて、メンバーそれぞれ好きな音楽を作ってきて、それをバンドとして形にまとめるだけかなって思っています。作品やバンドがブレないというのは自分たちの表現次第なので、自分たちが良いと思えるならそれでいいんですよね。

――自由度が高いんですね。

樹(G):オブラートに包まず表現するなら、いろんな経験をしてきて、ふっきれたんですよね。「カッコいい」「カッコ悪い」それ以外知らねえよって。

▲誠(G)

――でも、それってバンドをやる上で一番大事ですよね。とはいえルイさんは最近、俳優業やアパレル業など、ヴィジュアル系とは違うベクトルの活動が多かったですよね。

ルイ:そもそも人生でバンドしかやってこなかったんで、前のバンドを脱退してからはそうじゃないものに触れる機会があるなら全部触れていこうというスタイルでいたんです。結果的にその経験が自分たちでバンドを運営するとなった今、とても役に立っています。僕ら事務所に入っていないので、裏の仕事を全部しないといけないけど、会計処理とか届出とか(笑)。

――そこからいざ本バンドを組むとなると、大きな決意が必要な気がしますが。

ルイ:いい意味でARTiCLEARはガチガチなバンドではないので、そんなに。もちろん、それ相応の責任とか“元どこどこ”っていう見られ方をすることもあるし、そういうのは気が抜けない部分ではありますが、だからと言ってプレッシャーは感じてないです。儿くんも言いましたけど、好きなことやろうっていうスタンスのバンドなので、あんまり体に力は入っていない状態です。

▲ルイ(B)

――多時さんもいろんなアーティストさんのサポートをやっていますが、“ヴィジュアル系バンド”というイメージはなかったんですが…。

多時:ずっとサポート業をやっていましたが、やっぱりサポートさせていただいている以上、自分は裏方なんですよね。前のバンドでも似たような感じでしたし。そんな中で、やっぱり自分がちゃんと本メンバーとしてイチから作れるバンドが欲しいなということは、2~3年ずっと考えていましたね。

――なるほど。タイミングもばっちりだったわけですね。音楽を純粋に楽しめる環境ができた感じがします。

儿:音楽だけじゃなくて、メンバーそれぞれが自分のできることを楽しむ、という方が正しいかもしれません。自分の場合はデザイン関連やミュージックビデオの監督もしますし。昔は裏方をメンバーがするのはちょっとカッコ悪いような風潮がありましたが、今は多様化の時代だし、裏方作業なんかも含めてひとつの作品と言えるようなバンドになれたらいいですね。音楽を楽しめる、というよりはバンドってものを楽しめる環境にしたいです。もちろん運営していく上ではやりたくないことだってあるけど、これまでとは違うスタンスで臨めると思うし、メンバーでなるべくそれを話し合って、長く続けられるバンドにしたいねって話しています。

▲多時(Dr)

――でも、現在公開されているリリックビデオや始動主催ライブのタイトルからは、「終わり」って言葉がキーになっているように感じるんです。

儿:結局、永遠なんてない。何だって、いつかは終わるんです。それがいつになるかはわからないけど、終わりがあるというのも自覚した上で、今できることを精一杯やりたいなと思っているからです。もしかすると始動主催の後に何かがあってバンドが終わってしまうかもしれない、それが最初で最後のライブになるかもしれない、それでも後悔がないバンドにしたい…そういう意味で、終わりを意識しています。終わりを知っているからこそ、できるものってあるんじゃないかな。

――そういう意味だったんですね。

儿:だからこそ、今この瞬間を自分が生きた証にしたいし、お客さんにもその熱量を求めます。売れたいから頑張っているバンドさんがほとんどだと思いますが、僕らは数字で競うのではなく、熱量で負けたくないですね。

誠:いいこと言うなぁ。

樹:話を聞いていて、売れたいから頑張るとか、売れなくてもいいから長く続けたいといった気持ちと、作品やライブは別のベクトルにある気がしました。他のバンドには負けないよって気持ちは、メンバーみんな持っていますね。

――誠さんはどんなスタンスでいますか?

誠:僕は音楽を始めてからずっと、「いいものを作りたい」としか考えてなくて。例えばツアーで何十本もライブをしていると、絶対にモチベーションが保てなくなってくるんですよ。純度も下がっちゃう。それって、いいものではないですよね。今はライブは月に一本くらいのペースですが、やっぱり一本一本のライブを大切にすることが大切だなと感じています。もちろん個々のメンバーのスキルも信用しているので純粋にいいものが作れるし。いいものを作るために、ARTiCLEARを長く続けたいですね。


――その指針となる、バンドコンセプトのようなものはあるんですか?

儿:特にありません。バンド名は“純度の高いアートをみなさんにお届けしたいという”という思いから付けましたが、それくらいですね。なるべく余計なことを考えずに純度の高い物を提供するだけです。だから音楽もこれからどんなものを作っていくかわからないですし、もしかしたら演歌やEDMを作る可能性だってあります。それでも上がったものがカッコ良ければ僕はそれでいいと思うんで。

――未知な部分が多いんですね。

ルイ:もっと作りこんだバンドだって思ってました?

――はい。

儿:まぁ確かに休日はみんなで薔薇を鑑賞しにいったり、部屋は基本的に真っ暗で灯りは蝋燭だし、愛読書は黒魔術の本ですしね。

――それは絶対に嘘ですね(笑)。でも、始動を発表した当初に公開されたティザー映像やビジュアルから想像していた印象とはまったく違ったのは本当です。

樹:結局ね、等身大、ありのままでいかないといつか化けの皮が剥がれるんですよ。で、化けの皮が剥がれた時ってめちゃくちゃカッコ悪い。だったら最初っからカッコつけないほうがやっている側も楽だし。…あーSIGIZOさんになりたかったなー。本当はああいう人になりたかったんですが、器が足りませんでした。

――そう言われてみれば、始動前に別名義主催で一度だけ行われていたデモンストレーションライブでも、生の感情でお客さんを煽ってましたしね。

儿:あの日は生ぬるかったですよね。

樹:正直、前のバンドのときの勢いはなかった。

儿:ARTiCLEARは曲も公開してないしそれは仕方ないことだけど…。前のバンドでいい感じにファンとの関係を築けていたと思っていたのに、ちょっと日がたつとそれが変わってしまうのかと思って、ちょっとイラッとしたんです(笑)。


――そういう感情を素直にぶつけるところが新鮮でした。

儿:ライブで「最高!最高!」って言ってる人は信じられないですもん。そりゃあファンも「今日最高だった」と言われる方が嬉しいんでしょうけど、そんなこと思ってもないのに言っても仕方がないから。…ってこういう性格だからこれまで売れなかったんでしょうね(笑)。例えばインストアイベントでお客さんを抱きしめて可愛いねって言ったりすることもできないですし。嘘ついて売れるんだったら嘘ついてましたけど、今は売れるつもりはないし。

樹:え、売れるつもりないっておかしい。売れたら最高でしょ。

儿:そりゃそうで、売れたら最高だよ。でも売れたいからって何でもやるんじゃなくて、本当の意味で賛同者を増やして大きくなっていきたいよね。

――とはいえ、本格始動主催ライブ<終わりの始まり>から、会場はいきなり渋谷TSUTAYA O-WESTですよね。

儿:O-WESTって結構自分がやりたいライブをできる最小限の箱なんです。自分が魅せたいものが叶うというか。

――始動主催ライブまでに、楽曲は随時公開されていくんでしょうか?

儿:微妙なところかな。CDの発売も未定ですし。今のご時世、CDをリリースすることがすべてじゃないし、ちゃんといい形でお届けできるときにリリースしたいですね。

――では今公開されている2曲について教えてください。

儿:「Solitudart」は、今までの自分とはちょっと違う、曲の展開や尺を最小限にした楽曲です。ここまでストレートで勢いのある曲って、書いたことなかったと思います。歌詞は内面的なことを語っていて、抽象画を見るような感じで楽しんで欲しいです。詳しく語るような歌詞ではないんですが、自分が歌っていく理由に自己嫌悪、っていうものがあるので、それを意識して聴いてもらえれば。


――それは儿さんがミュージックビデオの監督・編集までしたという「碧落の「君」へ」にも通じているんですか?

儿:こっちは実際に前やっていたバンドの時にあったことをモチーフにしているんですが、詳しくは触れられないところがあって…。わかる人だけわかってくれたらいいかな。どちらかというと「Solitudart」は内面的なこと、「碧落の「君」へ」は実際に起きたことを歌っているといえます。

――サウンドに関しても教えてください。

多時:最初に聴いた時は長くて激しくて難しいなと。8分弱ありますし。でもひとつの物語として捉えれば、短く感じます。曲を聴いて、このメンバーを信じて良かったなと改めて思いました。

ルイ:僕が作れるタイプの曲じゃないな、というのが率直な感想です。メンバーそれぞれ曲の得意分野が違うんで、バランスのいいメンバーだなとも感じました。曲に限らず、人間性や日常の役割もそうなんですけど、上手いことバランスとれたもんだなって感心しますよ。

儿:特に僕とルイって性質も真逆で。バンドを動かしていく上で僕がやりたくないことをルイが進んでやってくれたり。だから僕は自分のやるべきことや得意なことに集中してできるし。ありがたいです。

ルイ:ミュージックビデオの編集までできるっていうボーカルの方が強いと思うけどね(笑)。

儿:今後は映像やデザインの力も伸ばしていきたいですね。普通この年になったらあぐらをかくというか、「俺ってこうだよね」って自分で自分のことを決めつけちゃうようになると思うんです。でもそうじゃなくて、どんどん成長していきたい。周りからみたらある程度バンド歴のあるおっさんたちがバンド組んだのね、なんて思われるかもしれないけど、ある意味気持ちはすごいフレッシュ。この感覚をいかに維持できるかが、このバンドの寿命かなって思ったりもします。だらだら長く続けるつもりはないけど、いつまでもワクワクして続けられるなら、おじいちゃんになってもARTiCLEARをやっていたいです。

――他のメンバーさんも今後どうしていきたいのか、展望を教えてください。

ルイ:ARTiCLEARを結成した時にいろんな方におめでとうと言ってもらったんですけど、それに対して「頑張ります」ではなく、「楽しみます」と思ったんですよね。頑張ろうと思ってガチガチに力が入っちゃうと、このバンドを結成したスタンスと変わってきちゃうんで、まずは僕たち自身が楽しもうと思っています。5人が納得したものをやって、5人が楽しんでいれば、その輪は広がっていきますし。あんまり難しく考えずに、メンバーが納得するものを楽しんで作っていきたいですね。

誠:僕は本当に、いいものが作りたいだけなんで。それって過去の自分の作ってきたものをその都度超えていけば凝縮されていきますよね。これを続けていければ、本当にいいギタリスト、いいミュージシャンになれるんじゃないかなと思います。

多時:僕はまず大前提として長く続けたいという思いがあります。だから適当なメンバーとはやりたくなかったし。世界には何十年も同じメンバーでずっと活動し続けているバンドもいるんだから、自分にもできるんじゃないかなと。そして自分は今、ARTiCLEARの現場以外でもドラムを叩かせてもらっているので、いろんなものを持ちかえって、ARTiCLEARの底上げができればいいなと考えています。

樹:僕は…特に展望はないっすね。特にないっていうのは、なるようになるっていうか。シンプルに全力でいいものを作りたい、やりたいときにライブをやりたい、それだけなんですよ。…ってこれだけだとまずいか。

――え、いやいや、素敵なことだと思いますよ。

儿:ある意味このメンツが揃ったこともそうだし、シンプルになるようになる、ってのが正解かもしれません。メンバーの意識がブレなければ、なるようになると思います。

取材・文◎服部容子(BARKS)

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ARTiCLEARが出演する<千歌繚乱vol.20>は、3月25日(月)池袋EDGEにて開催。チケットの購入はコチラから。


<ARTiCLEAR PRESENTS「終わりの始まり」>

2019年3月5日(火)渋谷TSUTAYA O-WEST
OPEN 17:00/START 17:30
ADV ¥4,000-/DAY ¥4,500-
ARTiCLEAR/えんそく/heidi./HOLLOWGRAM/蘭図

[一般発売] 2019年1月19日(土)10:00〜
ぴあ(137-134) No.B1~
ローソン(72453) No.B1~
イープラス No.B1~
手売り No.C1~50
[入場整理番号順] A→B→C

<ARTiCLEAR PRESENTS 儿 BIRTHDAY EVENT「The EVE」>

2019年4月5日(金)高田馬場CLUB PHASE
OPEN 17:00/START 17:30
ADV¥3,500-/DAY ¥4,000-
ARTiCLEAR/David/印象派カミーユ/烏名 鳴と不愉快な仲間達/樹と誠と儿と優(ex.NEGA)

[livepocket一般]
2月28日(木)18:00〜

<千歌繚乱vol.20>

2019年3月25日(月)池袋EDGE開場 17:00 開演 17:30

出演
ARTiCLEAR/AXESSORY/AMBEEK/K/Ruiza solo works

料金 ※ドリンク代別途
先行チケット 3,500円/一般チケット 3,800円/当日券 4,000円

チケット
3月1日(金)12:00~3月24日(日)
購入ページ:https://eplus.jp/sf/detail/2847400001-P0030001

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