アンガス・ヤング、カナダ在住男性のアルツハイマー啓蒙スケートを支援

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AC/DCの大ファンで、母をアルツハイマーにより亡くしたカナダ在住のスティーヴ・マクニールさん(58歳)が、アルツハイマー支援団体への関心を高め、寄付金を集めようとユニークな活動を行なっていることに、AC/DCのアンガス・ヤングが感銘を受け、マクニールさんへ活動のキーとなる数字にちなみ19,260カナダ・ドル(約162万円)を贈ったという。

◆アンガス・ヤング画像

マクニールさんは、母の生まれた年1926年にあわせ、カナダ7都市のスケート・リンクでそれぞれ19時間26分間ずつ滑るという活動を実施中。AC/DCの会計士によると、兄マルコムが同じくアルツハイマーを患っていたアンガスと奥さんは、CBC(カナダ放送協会)のニュースでこれを知り、マクニールさんを支援するため詳細を教えて欲しいとCBCに連絡を入れるよう依頼してきたそうだ。


寒空の中、AC/DCの音楽を聴き、母だけでなくマルコムのことも考えながら滑っているというマクニールさんは、アンガスから寄付があったのを知り、「ビックリして言葉が出なかった。多くの人を助けることができる。僕はいま58だが、また18歳のときのような気分だ」「世の中には面白いことが起きる。ロックンロールはパワフルだ。AC/DCのおかげだ。多くの扉を開くことができるかもしれない」と、コメントしている。

アンガスから寄付されたお金は、オンタリオにある支援団体アルツハイマー・ソサエティへ贈られ、彼らはこれをミュージック・セラピーに使うつもりだとCBCに話している。



また、AC/DCの元ドラマー、クリス・スレイドの息子がカナダに住んでおり、土曜日(2月16日)カルガリーで滑った際には、彼と家族が訪れ、マクニールさんはスレイドとビデオ・チャットしたそうだ。

Ako Suzuki
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