ヤマハ、グランドピアノの演奏感を実現、ヘッドホンでも心地よく演奏できるハイブリッドピアノ「N1X」
グランドピアノのアクション機構と最新のデジタル技術を搭載したヤマハのハイブリッドピアノ「AvantGrand(アバングランド)」シリーズから、バイノーラルサンプリングを採用、Bluetoothオーディオにも対応した新モデル「N1X」が登場。3月5日より発売される。
ヤマハが長年培ってきたピアノづくりのノウハウと最新のデジタル技術を融合させ、本格的なピアノの演奏感とプレイヤーのさまざまなニーズに応える機能を両立させた「ハイブリッドピアノ」。そのシリーズの一つである「アバングランド」は、アコースティックピアノと同様のアクション機構を搭載し、さらに最新のデジタル音源や精巧なセンサー、音響技術を組み合わせることで、グランドピアノに限りなく近い演奏感と電子ピアノが持つ利便性を実現させたモデルだ。
最新モデル「N1X」は、本物のグランドピアノの演奏体験を提供する「アバングランド」の魅力を凝縮したスタンダードモデル。アコースティックグランドピアノと同じ方式のアクション機構をにより本格的な弾き心地を実現した。
音源にはヤマハのコンサートグランドピアノ「CFX」とベーゼンドルファーのフラッグシップモデル「インペリアル」から新たに収録した音を搭載。これらの音源に最新の音響技術「バーチャル・レゾナンス・モデリング(VRM)」を組み合わせ、グランドピアノの自然な音の響きを忠実に再現する。
ヘッドホン着用時に臨場感のある自然な音が楽しめる「バイノーラルサンプリング」も注目。ヘッドホン着用時専用の「CFX」音源には、プレイヤーの耳と同じ位置にマイクを置き、聴こえてくるピアノ音をそのまま収録しており、あたかもピアノ本体から音が響いてくるような臨場感が得られる。空間の響きを感じられる自然な音なので、長時間の演奏でもつかれにくく心地よく演奏できる。
デザイン面では、奥行き61.8cmのコンパクトなボディに、グランドピアノらしい美しい曲線をふんだんに取り入れた鏡面艶出し仕上げの高級感ある外観デザインを採用。グランドピアノを置けない環境でも本格的な演奏が堪能できる。
機能面では、Bluetoothオーディオ接続に対応。スマートフォン、タブレットに保存した曲を、ワイヤレスで楽器本体に送信して再生することが可能に。お気に入りの曲を再生しながらの演奏が楽しめる。また、USBオーディオレコーダーの機能も搭載、演奏データをUSBフラッシュメモリーに手軽に保存可能だ。また、無料アプリ「スマートピアニスト」(iOSデバイスのみ対応)を使用すると、iPhone/iPad上で音色の選択やメトロノームなどの操作をカンタンに行える。
製品情報
価格:650,000円(税別)
発売日:2019年3月5日
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