ボーイ・ジョージ「外見も言うことも、父に似てきた」

ポスト

ボーイ・ジョージは、カルチャー・クラブのニュー・アルバム『Life』のタイトル・ソングのミュージック・ビデオで、帽子を取りノーメイクの姿をさらしたが、それを見て、かつて“最悪な父親”と表していた父にいま自分がソックリなことに愕然としたという。

◆カルチャー・クラブ画像、動画

彼はBBCのインタビューでこう話した。「“Life”のビデオを見たとき、本当に面食らった。“おおおおお! 僕は父にソックリじゃないか!”って思った。やっぱり、僕は父の息子なんだ。若いとき、彼のようにはなるまいって務めてきたのに」

「僕は男中心の家庭で育った。男兄弟が4人に妹1人だ。学校を終えたとき、兄弟みんな、父の仕事(建築・土木作業)に就いた。僕はずっと、“僕はやらない”って言ってた。将来のプランなんてわからなかったけど、もっと大きいものだって思ってた。それがいま、ビデオの中で、僕は父にソックリだ。彼がよく言ってたことを自分も口にしていることにさえ気づいた。“俺の家、俺のルール”なんかだ。数年前、パートナーにそう言ったんだ。ゾッとしたよ」

ボーイの父は家庭内暴力が酷く、母Dinahさんは自伝の中で、ボーイを妊娠しているときにさえ暴力を振るわれていたと明かしている。ジョージは父のことを「最悪の父親、最悪の夫」と表していた。

カルチャー・クラブは、彼らにとって19年ぶりの新作『Life』を昨年10月にリリース。12月にそのタイトル・ソングのミュージック・ビデオを公開した。



Ako Suzuki
この記事をポスト

この記事の関連情報