いい音爆音アワー vol.96 「心に刺さる♪キメ歌詞(ぜりふ)特集」

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爆音アワー
いい音爆音アワー vol.96 「心に刺さる♪キメ歌詞(ぜりふ)特集」
2018年11月14日(水)@風知空知
音楽を聴く態度として、歌詞の内容は気にしてないんですよ。音楽として聴きたいので、声とか歌い方とかは当然重要、ついでメロディに対する言葉の”乗り方”は気になるんですけど、内容・意味についてはあまり考えません。洋楽(英語)の場合はほぼサウンドとして聴いているし、洋楽を聴くことのほうが多いですしね。
ところが、こんな聴き方でも時々、詞の言葉が、心に突き刺さってくることがあります。だから、歌詞の力を軽視しているわけではありません。ただ、それくらいでないと、いい歌詞とは言えないと思っています。
私の心に刺さった歌詞を集めてみました。刺さるためにはメロディや歌唱の魅力も関係してきますので、どれもいい曲だと思います。
英語の歌詞は、意味が判ったとしても、言葉の細かいニュアンスまでは、読み切る、あるいは感じる力がないので、やはり日本の曲が多くなりました。


福岡智彦 (いい音研究所)

セットリスト

  • 金子潔「パイノパイノパイ(東京節)」
    意味わからないけど、みんな聞いたことあるよね?
  • 二村定一「アラビヤの唄」
    何の理由もなく、突然「アラビヤの歌を唄おうよ」ですから。
  • 森繁久彌「ゴンドラの唄」
    映画「生きる」の、志村喬がこれを歌うシーンに、やられました。
  • 菅原都々子「月がとっても青いから」
    歌詞も、この時18歳の菅原都々子の声も、とってもかわいいです。
  • 城卓矢「骨まで愛して」
    大ヒットして、普通に口ずさんでたけど、考えてみたらすごい詞ですな。
  • 伊東ゆかり「恋のしずく」
    この声で、このメロディで歌われるから、いいのかもしれませんが。
  • キャンディーズ「ハート泥棒」
    「負けそう」を2回、畳み掛けてくるところが好き。それだけー♫
  • John Lennon「Imagine」
    こんなに簡単な英語で、こんなに美しく、だいじなことが語れるなんて。
  • The Rolling Stones「It's Only Rock 'n Roll(But I Like It)」
    「たかが◯◯、されど◯◯」という言い方、この曲の後に一般的になったような気がします。
  • よしだたくろう「春だったね」
    私の青春時代の”座右の曲”です。
  • 渡辺真知子「迷い道」
    なんと言ってもド頭に「現在過去未来」。これで決まりです。
  • スピッツ「ロビンソン」
    「思い出のレコード」と「大げさなエピソード」だけで、いろんなことを思い出します。
  • 岡村靖幸「ラブ・タンバリン」
    「心に住んでる修学旅行が育つんだ」は天才フレーズだと思います。
  • エレファントカシマシ「俺たちの明日」
    最高の友だちソングだと思います。
  • 山下久美子「LOVER ステッカー」
    ここからは私にとっての”作詞家四天王”。まずは銀色夏生♪ キラキラ舞っているような言葉たち。
  • 八代亜紀「舟唄」
    “作詞家四天王”二人目、阿久悠♫ ポップスも演歌もツボを外しません。
  • 荒井由実「やさしさに包まれたなら」(シングル・バージョン)
    “作詞家四天王”三人目、ユーミン♫♪。曲もすばらしい二刀流。
  • 大滝詠一「恋するカレン」
    “作詞家四天王”四人目、松本隆♫♫。ちょっとした心の描写は芸術の域。
  • 坂本九「上を向いて歩こう」
    シンプルで深い。歌詞というもののひとつの理想形だと思います。

次回の爆音アワーは・・・

                        
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