オナニーマシーン、20周年記念盤から前代未聞のコラボMV公開＆イノマーよりコメント到着

この冬結成20周年を迎えるオナニーマシーンが、12月5日に20周年記念アルバム『オナニー・グラフィティ』をリリースする。発売を前に、イノマー（Vo,B）からのコメントが到着した。また、YouTubeでは収録曲「全力オナニー・グラフィティ」のミュージックビデオも公開されている。

◆オナニーマシーン MV、画像

1999年の結成以来、イノマー、オノチン（G,Cho）、ガンガン（Dr）の不動のメンバーで、数多の伝説を生み出しながら“童貞キッズのカリスマ”として活動を続けてきたオナニーマシーン。『冤罪』（2016年）に続く新作となる『オナニー・グラフィティ』は、2018年7月に口腔底がんを公表したイノマーが手術を乗り越え、治療とリハビリを続けながら制作に取り組んできたという、まさに渾身のオリジナルアルバムだ。

収録曲は、かねてより温めていたという疾走感溢れるリード曲「全力オナニー・グラフィティ」をはじめ、「思春期」「GIFT」「ブリキの太鼓」「イッツ・ア・スメール・ワールド」「えんざい」「ヤレる気がした。」「なか指」「0721」「恋する童貞」の全10曲。今なお続く初期衝動や不変の性春パンク・アティテュード、2018年夏のリアルな思い、そしてバンドの20年の軌跡とこれからが凝縮された、アニバーサリーイヤーを飾るにふさわしい入魂の一枚が誕生した。

▲20周年記念アルバム『オナニー・グラフィティ』

ジャケット写真と併せて公開されたミュージックビデオ「全力オナニー・グラフィティ」はソフト・オン・デマンドとの共同制作による作品で、イノマーのがん発覚から手術までの1か月の間に敢行されたという驚きのコラボ企画の模様も見ることができる。『オナニー・グラフィティ』の予約特典DVDには、同ビデオのフルバージョンが収められる。



間もなくリリースを迎えるニューアルバムについて、イノマーは次のようにコメントを寄せてくれた。

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「バンド結成から20年経っても1枚目と何も変わらない金玉飴的20執念記念アルバム。成長することを否定し続けた結果、大人になれなかった成れの果て（笑）。大人から少年に思春期に戻る、性人男子の因果鉄道の旅路……車窓から見えるクソみたいな風景にドロ酔い」──イノマー

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なお、2019年2月には新作を携えての東名阪ツアーの開催も決定している。日々更新中のブログもチェックしながら、楽しみに待っていてほしい。